動画で学ぶ 美容サロン経営 知らない間にダメ店長!? ダメ店長を変えた5つの心得とは!?動画で学ぶ 美容サロン経営 知らない間にダメ店長!? ダメ店長を変えた5つの心得とは!?
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女性が活躍するサロン100

女性スタッフが辞めない
サロンの秘訣

結婚・出産を経ても女性スタッフが長く活躍している、さまざまなサロンの取り組みや職場づくりを、100サロン紹介していきます。

vol.1118名中5名がママのネイルサロン。
育児や副業など、多様な働き方を叶えるには?

ネイルサロン muu mii

東京都北区

ネイルスクール併設で、高い技術に定評がある「ネイルサロン muu mii」。店内にキッズスペースがあり、子ども連れのお客さまも多く訪れるサロンです。スタッフは全8名で、そのうち5名がママネイリスト。「時短のママスタッフが多いからこそ、急な欠勤が生じても調整しやすい」と語るのは、ご自身も子育て真っ最中にある代表の真栄平(まえひら)光絵さん。従業員ファーストの精神が散りばめられた取り組みの工夫を取材しました。

1取り組み

育児や家事と両立しやすい自由シフト制を採用。

どんな取り組み?

 ママスタッフは全員がパートで、出勤日数や時間に決まりはない。毎月20日頃に翌々月の出勤希望日を提出してもらい、それをもとにシフトを作成している。現在はほとんどのママスタッフが週4~5日、10時~17時で勤務しており、土日や夜が人員不足になることも。「どうしても土日から先に予約が埋まってしまうので、お客さまには平日に予約を入れていただくようにお願いしています。シフトは早めに調整していますが、スタッフの子どもの行事が重なる日もある。そういう時は無理せずに、お店を休みにしています」と真栄平さん。

背景とメリットは?

 真栄平さんはサロン勤務時代、自由のない働き方に不満があった。「営業時間後の練習や毎月のミーティングに必ず出なければいけない、という店の押し付けがすごく嫌でした。当時は若かったし、遊ぶ時間もほしかったので。そういう経験から、自分のお店のスタッフには自由に働いてもらいたいと思っています」と真栄平さん。
 子どもの用事に合わせて勤務日が調整できるこの取り組みは、「育児と仕事を両立しやすい」とママスタッフたちから好評。従業員満足にもつながっている。最近は新たに、日曜のみ出勤する副業スタッフも採用。育休明けのスタッフが希望すれば、同様に週に1回、1日4時間程度の時短勤務から受け入れる予定だ。

「予約が入っていなければ、当日に早上がりさせてもらうこともできて助かっています」とママネイリストの平田さん(写真右)

「予約が入っていなければ、当日に早上がりさせてもらうこともできて助かっています」とママネイリストの平田さん(写真右)

2取り組み

今秋からネイルスクールを併設。忙しいママスタッフでも、働きながらのステップアップが可能に。

どんな取り組み?

 JNA認定講師の資格を真栄平さんが取得し、今年9月にネイルスクールをオープンさせた。そこには一般のお客さまだけでなく、「muu mii」のスタッフがレベルアップのために学ぶ場としても役立てたいという思いがある。「ネイリスト検定2級やジェル検定中級など中途半端なレベルで止まっていて、スキルアップをしたいスタッフは、ここで働きながら検定の勉強ができるようになりました。時間のないママスタッフにこそ、この環境をうまく活用してもらいたいです」(真栄平さん)。

背景とメリットは?

 もともとネイルスクールの開設は念頭になかったという真栄平さん。認定講師の合格をお客さまへ報告したところ、「教えてほしい」という声が上がり、スクールを開くことに。いずれは自らがJNA本部認定講師の資格を取ってスクールをJNA認定校にし、スタッフ全員を認定講師に育てることが目標になった。「接客だけでなく、教えることもできるようになれば、働き方の選択肢が広がります。特に妊娠中のスタッフには講師の仕事がおすすめ。対面で施術すると机にお腹がつかえて辛くなりますが、比較的自由な体勢がとれる講師の仕事なら、体の負担が少なくて済みます」。

スタッフ同士のコミュニケーションの場として、不定期で食事会を開催しているという。そのせいか、時短勤務や急な欠勤について不満の声があがったことはないそう

スタッフ同士のコミュニケーションの場として、不定期で食事会を開催しているという。そのせいか、時短勤務や急な欠勤について不満の声があがったことはないそう

3取り組み

子連れ出勤も可能なキッズスペースを設置。

どんな取り組み?

 オープン当初から、店の一角にキッズスペースを設置。子ども連れのお客さまの他、真栄平さんをはじめとするサロンスタッフが、子連れ出勤やパパのお迎え待ちをする間などに利用することもある。

背景とメリットは?

 「私は子どもとずっと一緒にいたいタイプなんです」と真栄平さん。しかし生活する中で子どもを連れて行きにくい場所はたくさんある。一般的にはネイルサロンもその1つだ。そこでサロンを開業する際、お客さまが子連れで来店できるようにと、キッズスペースを設けた。現在、お客さまやスタッフの子どもは保育園に預けられる年齢になり、当初より利用人数は減ったが、1日に1~2人程度の利用はある。
 「スタッフが子どもを産んで戻ってきたら、もう少しこのスペースを充実させたい。できれば別室に移して保育士さんを雇い、スタッフのための託児所を作りたいですね。そうすればママスタッフは働きながら子どものそばにいられて、安心だと思うので」。

ママネイリストに限定して募集をかけてきたわけではない。「子どもが好きな人を採用ポイントにした結果、ママスタッフが多くなったのかも知れません」と分析する

ママネイリストに限定して募集をかけてきたわけではない。「子どもが好きな人を採用ポイントにした結果、ママスタッフが多くなったのかも知れません」と分析する

代表インタビュー

代表の真栄平光絵さんは、ネイリスト歴16年。4つのサロン勤務を経て、2013年4月に「ネイルサロン muu mii」を設立。2018年にJNA認定講師の資格を取得し、ネイルスクールをオープン。3歳と8歳のお子さんのママでもある

Q. お子さんが小さい時に開業されていますが、どんなことが大変でしたか?

A. 施術中は子どもを見ていられないので、母に助けてもらっていました。

 妊娠前は関西のサロンで働いていたのですが、出産後に東京へ引っ越してきました。こちらで勤め先を探したら、「子どもがいて、急な欠勤の可能性がある人は採れない」と。それなら家でやってみるかと、自宅で開業することに。当時子どもは2歳で、施術中は近くに住んでいる母に見てもらっていました。また、子連れのお客さまが数人で来てくださって、おひとりを施術中に他の方がうちの子どもも一緒に見てくださるということも。それからスタッフを1名雇い、店を出すことになったんです。キッズスペースを設けて子連れ出勤をしていましたが、育児とサロンワークの両立は、大変と言えば大変でしたね。

Q. ママスタッフが多いことで感じるメリットはありますか?

A. 勤務時間が短いので、急な欠勤を他のママがフォローしやすいことです。

 ママスタッフは自由シフト制で、一人ひとりの勤務時間が短めです。そのため急な欠勤が発生した際に、他のスタッフが代わりやすいという利点があります。1日フルに代わってもらうのは難しいですが、「午前中だけ」とか「17時まで」であれば、ママスタッフは都合をつけやすいんです。自分も子どもの熱などで休むことがあるから、「お互い様」の精神で協力し合えるのもいいところ。ママが多いからこそ、ママの開けた穴を埋めやすいんですよね。
 欠勤の連絡にはコミュニケーションアプリを利用しています。「明日子どもの熱が下がらない場合、誰か代わってくれませんか?」とスタッフが発信すると、「出られますよ」と誰かが回答して、変更をその場で共有することができるので便利です。

Salon Data

ネイルサロン muu mii【ムーミー】

アクセス
JR東十条駅から徒歩1分
創業年
2013年
店舗数
2店舗
設備
ハンド3席、フット2席
スタッフ数
8名
URL
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000245171/
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