■美容消費係数
美容の消費は、景気の変動や家計からどのような影響を受けるのでしょうか?
総務省の家計調査から、家計における美容の消費割合を定点的に観測し、ご報告します。
※美容消費係数とは、ホットペッパービューティーアカデミーが独自に算出した『世帯消費における美容消費の割合(総務省 家計調査)』のことを言います。
■最新の美容消費係数からわかること(2013年4月~6月期)
①4-6月期は1-3月期に比べ、美容にお金をかける傾向。
また、1年前の2012年同時期と比べると、0.04ポイント上昇しています。
②経年の流れに引き続き、美容消費係数は上昇傾向。
唯一2011年同時期と比較すると0.06ポイント減少していますが、それ以外の年度と比較すると増加傾向となります。
■美容センサスに見る美容消費係数
美容センサスから算出した「*美容消費係数」のデータが下記の表となります。
※個人年収における、1年間の美容消費(サロン・用品)の割合
2013年上期では、年収に対する美容の消費割合は10.8%となりました。
2013年下期では、10.0%となり、上期に比べると-0.8ポイントとなりました。
上期と下期では季節トレンドも異なることが背景の1つと思われます。
※美容センサス2013年上期より、『エステサロン』『リラクゼーションサロン』を、それぞれ『フェイシャル・痩身・脱毛』『着衣・脱衣』別に分けました。
■それぞれの算出方法
美容消費係数の算出方法
*1 理美容サービスとは!?
入浴・理容・美容に対するサービスに関するもの(理髪代・パーマネント代・カット代・エステなど)
*2 理美容用品とは!?
衛生・理容・美容に対する商品に関するもの
(せっけん・シャンプー・化粧品などの消耗品に加え、ドライヤーやヘアブラシなどの用品も含む)
美容センサス美容消費係数の算出方法
※美容センサス美容消費係数はビューティ総研の独自調査「美容センサス」の回答データから算出。調査対象は20代~40代女性。
*3 美容にかける費用とは!?
ヘアサロン、エステサロン、ネイルサロン、アイビューティサロン、リラクゼーションサロンの利用金額
自宅で使用する化粧品の費用
○出典 総務省「家計調査」(美容消費係数は「家計調査」を元に、独自に計算したもの)、ビューティ総研「美容センサス」