
市場規模(業界別売上調査)
出典:美容センサス・人口推計(総務省統計局)
美容業界全体利用率はコロナ禍で大きく変動しており、各業界ごとの売上規模も様々な変動をしています。
カテゴリーごとの変動をリサーチしておりますので市場把握にぜひご利用ください。
サロン

- ヘア
- 理容
- ネイル
- エステ
- リラク
- アイ
市場は緩やかに減少傾向が続く。利用率(過去1年以内のサロン利用者の割合)減少の影響が大きい。年代別には、40代のサロン利用率が4年間で10ポイント以上減少(54.5%→41.0%)していることが影響か。
2022年は前年比96.5%。コロナ禍では、結婚式等での「イベントづかい」が減り、利用率(過去1年以内のサロン利用者の割合)が減少傾向にある。
その結果、ロイヤルユーザーの比率が高まり、平均客単価は上昇している。
2021年に大きく落ち込んだが、2022年は前年比106.2%に。マーケットで最も大きいのは「脱毛」(1,790億円)次に「フェイシャル」(1,338億円)、「ボディ/痩身」(843億円)が続く。
男性マーケットが伸びており、「脱毛」は2016年と比べると2022年は2倍以上に伸びている。
2022年は前年比97.4%。男女ともに利用率(過去1年以内のサロン利用者の割合)が下がっている。リラクゼーションサロンでは、他の美容サロンと異なり、女性よりも男性のほうがサロンの利用回数(来店頻度)が高いのが特徴的。
2022年にここ5年で最も高い市場規模に。利用率(過去1年以内のサロン利用者の割合)が高まり、利用者のすそ野が広がっている影響が大きい。
コロナ禍では「マスクから見えるパーツ」として目元の美容に対する重要性が高まっていることもマーケットが成長する理由と考える。
グラフにタッチすると詳細な数字が見られます
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- ※市場規模推計(円)=人口(人)×サロン利用率(%)×1回あたり利用金額平均(円)×年間利用回数平均(回)
- ※人口データは人口推計(総務省統計局)を使用。年齢(5歳階級),男女別人口及び割合÷総人口(各年10月1日現在)。
調査年の前年10月1日現在の人口を使用。2022年分は、確定値公表前のため概算値を使用 - ※15~69歳・男女合計(理容のみ15~69歳・男性合計)
コスメ

- 基礎化粧品
- メイクアップ
- 雑貨・ボディケア

基礎化粧品
1兆9,109億円
前年比6.6%
前年から6.6%増。アイテム別には、最も金額が伸びたのは、「日焼け止め」(198億円増)、次いで「美容液」(171億円増)。伸び率が最も高かったのは、「リップケア」(26%増)。男女別には、女性(1兆5,164億円)、男性(3,945億円)だが、前年比較では、女性(前年差420億円増、前年比3%増)、男性(前年差757億円増、前年比24%増)と男性の方が前年差、伸び率とも大きい。

メイクアップ
9,534億円
前年比22%
前年から22%増。昨年はコロナ禍で「マスク」着用の中、口紅・ファンデーションなどの購入控えが見られたが、2022年には回復の兆しがうかがえる。アイテム別には、最も金額が伸びたのは、「ハイライター・シェーディング」(219億円増)、次いで「口紅・グロス」(201億円増)。伸び率が最も高かったのは、「口紅・グロス」(27%増)。男女別には、女性(7,203億円)、男性(2,331億円)。前年比較では、女性(前年差1,007億円増、前年比16%増)、男性(前年差711億円増、前年比44%増)と男女とも伸び率が2桁台。

雑貨・ボディケア
5,528億円
前年比15.7%
前年から15.7%増。アイテム別には、最も金額が伸びたのは、「フレグランス」(218億円増)、次いで「ネイル用品」(168億円増)。伸び率が最も高かったのは、「あぶらとり紙」(39%増)。男女別には、女性(3,109億円)、男性(2,419億円)だが、前年比較では、女性(前年差188億円増、前年比6%増)、男性(前年差562億円増、前年比30%増)と男性の方が前年差、伸び率とも大きい。
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基礎化粧品


基礎化粧品
メイクアップ


メイクアップ
雑貨・ボディケア


雑貨・ボディケア
- ※市場規模推計(円)=人口(人)×サロン利用率(%)×1回あたり利用金額平均(円)×年間利用回数平均(回)
- ※人口データは人口推計(総務省統計局)を使用。年齢(5歳階級),男女別人口及び割合÷総人口(各年10月1日現在)。
調査年の前年10月1日現在の人口を使用。2022年分は、確定値公表前のため概算値を使用 - ※15~69歳・男女合計(理容のみ15~69歳・男性合計)
業界データ(美容・理容・その他美容サービス)


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※「企業規模(10~99人)」のデータを掲載
※その他美容は「美容師以外の美容サービス業」が集計対象
※「企業規模(10~99人)」のデータを掲載
※その他美容は「美容師以外の美容サービス業」が集計対象
※「企業規模(10~99人)」のデータを掲載
※所得税、社会保険料などを控除する前の月収。
基本給のほか、職務手当、精皆勤手当、通勤手当、家族手当などが含まれる
(調査項目の「きまって支給する現金給与額」が該当)
※その他美容は「美容師以外の美容サービス業」が集計対象
美容トレンドデータ
美容には毎月いくら使っている?
総務省の「家計調査」から、毎月の美容アイテムの消費動向をお伝えします。
理美容サービス
- 理美容
サービス 計 - カット代
- パーマ
ネント代
※値は、各世帯ごとの平均(利用者ではない人も母数に含みます)
- 金額
- 前年同月比
2022年12月3,633円
前月比541
前年比253(+7.5)


- 金額
- 前年同月比
2022年12月651円
前月比137
前年比54(+9)


- 金額
- 前年同月比
2022年12月247円
前月比44
前年比-32(-11.5)


- ※総務省「家計調査」の「品目分類」をもとに、ホットペッパービューティーアカデミー作成
- ※ふたり以上世帯の月別消費
POINT
理美容サービス計では3,633円(前年比7.5%増)。2022年6月から前年比増が続いており、11月→12月で大幅に増加した。特に「カット代」の増加の影響が大きい。価格上昇にともなうカット料金の値上げの影響も考えられる。
理美容用品
- 理美容
用品 計 - 基礎
化粧品 - ファンデーション
- 口紅
※値は、各世帯ごとの平均(利用者ではない人も母数に含みます)
- 金額
- 前年同月比
2022年12月5,779円
前月比865
前年比405(+7.5)


- 金額
- 前年同月比
2022年12月1,206円
前月比363
前年比235(+24.2)


- 金額
- 前年同月比
2022年12月265円
前月比72
前年比65(+32.5)


- 金額
- 前年同月比
2022年12月91円
前月比30
前年比28(+44.4)


- ※総務省「家計調査」の「品目分類」をもとに、ホットペッパービューティーアカデミー作成
- ※ふたり以上世帯の月別消費
- ※【理美容用品】基礎化粧品は、「化粧クリーム」「化粧水」「乳液」の合計
POINT
理美容用品計の4月以降の前年比増は11月も継続。ファンデーション、口紅のメイクアイテムが前年から増額。商品値上げの影響と、特にメイクアップ用品はコロナ禍での買い控えから購入に転じている影響とが考えられる。
関連調査

コロナ禍で大きく減少した前年から、2022年は前年比104.1%に。男女の客単価が増加し、特に女性は若年層(15~19歳、20代)の「ブリーチ」「インナーカラー」など高単価なカラーによる単価アップの影響が大きそう。店販も好調。