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2011/12/01

美容消費係数

2000年4月〜2011年6月 美容消費係数

■美容消費係数とは

美容分野の消費は、景気の変動や家計にどんな影響を受けるのでしょうか。
総務庁の家計調査などから、美容の消費を定点的に観測し、ご報告します。

2000年4月〜2011年6月 美容消費係数

上記のグラフは総務省「家計調査」のデータから独自に算出した「美容消費係数」と、内閣府「景気動向指数(CI一致指数)」の推移を表したものです。

美容消費係数の算出方法
美容消費係数=理美容サービス・用品費用(「理美容サービス」と「理美容用品」の合計)の消費支出に対する比率(%)

※美容消費係数は総務省「家計調査」の四半期・総世帯のデータから算出。
※総務省「家計調査」における品目の分類

*1 理美容サービスとは!?
入浴・理容・美容に対するサービスに関するもの(理髪代・パーマネント代・カット代・エステなど)

*2 理美容用品とは!?
衛生・理容・美容に対する商品に関するもの(せっけん・シャンプー・化粧品などの消耗品に加え、ドライヤーやヘアブラシなどの用品も含む)

■美容消費係数からの発見

「美容消費係数」の推移を見ることで、次のことが分かります。

1)「美容」の費用は消費支出の「2~3%」を占める
2)「美容消費係数」の変動は1年間で小さな”山”を描いている
3)景気に左右されない、堅調な消費である
4)過去10年で「美容消費係数」は「上昇」している

2011年4~6月期の美容消費係数は「2.68%」で、消費支出の中の3%弱を占めています。
(比較対象として「外食」を例にとると、外食費は消費支出の4.66%。[データは別添資料を参照])

美容消費係数のグラフは1年間で小さな”山”を描く変動が見られます。理美容サービス・用品費用は年末に向けて増加し、翌年1~3月に低下、また年末に向かって増加する、という一定の消費パターンがあるため、このような”山”の形を描きます。
(10~12月期の美容消費係数が1年間の中で最も高くならないのは、消費支出全体が10~12月期に拡大し、消費支出に占める割合が相対的に低下するため。)
美容消費係数の長期的な変動を見ると、景気動向の影響は受けておらず、過去10年間では徐々に上昇していることが分かります。

■データから読み取る「美容市場動向」

家計調査から算出した「美容消費係数」と、独自調査の「美容センサス」のデータから、2011年前半の美容市場の動向を判定したものが下記の表となります。

■データから読み取る「美容市場動向」

公的データ美容消費係数からは2011年1~3月期、4~6月期の美容消費係数は前年同時期から上昇しておりいずれも前年に比べて上昇基調であると言えます。

総務省の家計調査は世帯単位で行われるため、「女性」のみにフォーカスした美容分野の消費実態が捕らえにくい部分があります。
(女性・単身世帯のデータも公表されているが、調査対象が少なく、定量的分析に適したサンプル数ではない。)
また、美容に関連するサービス・商品の品目分類が新しいトレンドに対応していない部分があり、日々変わる美容市場動向をカバーしきれていないのが現状です。今後、ビューティワールド総研では、公的データでは把握できない新しいトレンドも盛り込んだ独自調査を継続的に行うことで、美容市場動向を定点的に観測、分析していく予定です。

美容センサス美容消費係数の算出方法
美容センサス美容消費係数=1年間に美容にかける費用*3 の個人年収に対する比率(%)

※美容センサス美容消費係数はビューティワールド総研の独自調査である「美容センサス」の回答データから算出。調査対象は20代~40代女性。

*3 美容にかける費用とは!?
ヘアサロン、エステサロン、ネイルサロン、アイビューティサロン、リラクゼーションサロンの利用金額、自宅で使用する化粧品の費用

出典 総務省「家計調査」(美容消費係数は「家計調査」を元に、独自に計算したもの)、内閣府「景気動向指数」、ビューティワールド総研「美容センサス2011(上期・下期)」

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