■美容消費係数
美容の消費は、景気の変動や家計からどのような影響を受けるのでしょうか?
総務省の家計調査から、家計における美容の消費割合を定点的に観測し、ご報告します。
※美容消費係数とは、ホットペッパービューティーアカデミーが独自に算出した『世帯消費における美容消費の割合(総務省 家計調査)』のことを言います。
美容消費内訳【モノ:サービス】
■最新の美容消費係数からわかること(2016年4月~6月期)
①【美容消費係数】例年トレンドより増加幅が大きく
前年同時期と比べて、0.09ポイント増、前四半期からは0.17ポイント増と、前年同時期比、前四半期比ともに増加。第1四半期から第2四半期にかけての増加傾向は例年通りですが、増加幅が例年より大きくなりました。
②【理美容用品(モノ):理美容サービス(サービス)】
(モノ) 2015年同時期と比べて81円(2.26%)増、前四半期からは225円(6.53%)増と、動きの少なかった2015年と比べて大きな伸びを見せています。
(サービス)前年同時期と比べて、21円(0.75%)増。前四半期から118円(4.39%)増と、モノ同様に、2015年と比べて増加幅が大きくなっています。
■算出方法
美容消費係数の算出方法
*1 理美容サービスとは!?
入浴・理容・美容に対するサービスに関するもの(理髪代・パーマネント代・カット代・エステなど)
*2 理美容用品とは!?
衛生・理容・美容に対する商品に関するもの
(せっけん・シャンプー・化粧品などの消耗品に加え、ドライヤーやヘアブラシなどの用品も含む)
○出典 総務省「家計調査」(美容消費係数は「家計調査」を元に、独自に計算したもの)