■美容消費係数
美容の消費は、景気の変動や家計からどのような影響を受けるのでしょうか?
総務省の家計調査から、家計における美容の消費割合を定点的に観測し、ご報告します。
※美容消費係数とは、ホットペッパービューティーアカデミーが独自に算出した『世帯消費における美容消費の割合(総務省 家計調査)』のことを言います。
美容消費内訳【モノ:サービス】
■最新の美容消費係数からわかること(2016年7月~9月期)
①【美容消費係数】2015年に記録した最高ポイントを更新
前年同時期と比べて、0.09ポイント増、前四半期からは0.03ポイント増と、前年同時期比、前四半期比ともに増加。2.73という数字は、2000年から美容消費係数の算出が始まって以来最高で、2015年10~12月期からのギネス更新となります。
しかし、美容関連消費自体は減少しているため、総支出が下がったことが指数を押し上げた結果となっています。
②【理美容用品(モノ):理美容サービス(サービス)】
(モノ) 2015年同時期と比べて2円(-0.06%)減、前四半期からは71円(-1.94%)減と、前年同時期比は横ばい、前四半期はわずかに減少。
(サービス)前年同時期と比べて、41円(-1.49%)減。前四半期から11円(-0.39%)減と、第3四半期から第4四半期にかけての減少は、前年と同程度のわずかな減少になりました。
■算出方法
美容消費係数の算出方法
*1 理美容サービスとは!?
入浴・理容・美容に対するサービスに関するもの(理髪代・パーマネント代・カット代・エステなど)
*2 理美容用品とは!?
衛生・理容・美容に対する商品に関するもの
(せっけん・シャンプー・化粧品などの消耗品に加え、ドライヤーやヘアブラシなどの用品も含む)
○出典 総務省「家計調査」(美容消費係数は「家計調査」を元に、独自に計算したもの)