■美容消費係数
美容の消費は、景気の変動や家計からどのような影響を受けるのでしょうか?
総務省の家計調査から、家計における美容の消費割合を定点的に観測し、ご報告します。
※美容消費係数とは、ホットペッパービューティーアカデミーが独自に算出した『世帯消費における美容消費の割合(総務省 家計調査)』のことを言います。
美容消費内訳【モノ:サービス】
■最新の美容消費係数からわかること(2017年1月~3月期)
①【美容消費係数】前年同時期比、前四半期比ともに減少も、例年通りの水準
前年同時期と比べて、0.01ポイント減、前四半期からは0.21ポイント減と、前年同時期比、前四半期比ともに減少。2.52という数字自体は、例年の第1四半期の水準です。
②【理美容用品(モノ):理美容サービス(サービス)】
(モノ) 2016年同時期と比べて33円(0.96%)増、前四半期からは465円(-11.8%)減で、前年同時期とほぼ横ばいです。年末からの減少傾向も例年通りです。
(サービス)前年同時期と比べて、129円(-4.80%)減。前四半期から330円(-11.4%)減と、前年同時期比、前四半期比ともに減少。例年より減少幅が大きく、美容消費係数を開始した2000年以降で最低金額をマーク。
第4四半期から翌第1四半期での減少傾向は例年通りですが、今回はサービスの減少が大きい結果となりました。
■算出方法
美容消費係数の算出方法
*1 理美容サービスとは!?
入浴・理容・美容に対するサービスに関するもの(理髪代・パーマネント代・カット代・エステなど)
*2 理美容用品とは!?
衛生・理容・美容に対する商品に関するもの
(せっけん・シャンプー・化粧品などの消耗品に加え、ドライヤーやヘアブラシなどの用品も含む)
○出典 総務省「家計調査」(美容消費係数は「家計調査」を元に、独自に計算したもの)