■美容消費係数
美容の消費は、景気の変動や家計からどのような影響を受けるのでしょうか?
総務省の家計調査から、家計における美容の消費割合を定点的に観測し、ご報告します。
※美容消費係数とは、ホットペッパービューティーアカデミーが独自に算出した『世帯消費における美容消費の割合(総務省 家計調査)』のことを言います。
■最新の美容消費係数からわかること(2014年1月~3月期)
①1年前の2013年同時期と比べると、0.16ポイント上昇。
2011年以降の同時期では、3年連続で上昇傾向。
2013年下半期以降、家計に占める美容消費額の割合が下がっていましたが、再び昨年越えとなりました。
②美容消費は、モノ消費、サービス消費とともに上昇。特にモノ消費の伸びが著しい。
消費の内訳では、モノ消費が例年のトレンドと異なり10-12月を大きく上回っています。
4月から施行された消費税増税前の買い込み需要の影響も大きいと考えられますが、全体的に横ばいで推移するサービス消費に対して、モノ消費は2009年から比較すると1000円近く上がっていることが分かります。
■算出方法
美容消費係数の算出方法
*1 理美容サービスとは!?
入浴・理容・美容に対するサービスに関するもの(理髪代・パーマネント代・カット代・エステなど)
*2 理美容用品とは!?
衛生・理容・美容に対する商品に関するもの
(せっけん・シャンプー・化粧品などの消耗品に加え、ドライヤーやヘアブラシなどの用品も含む)
○出典 総務省「家計調査」(美容消費係数は「家計調査」を元に、独自に計算したもの)