【女性の髪悩み②】コロナで変化!?「髪質」にこだわる女性

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今回は調査「美容センサス2020年下期【資料編】」の中から、「女性の髪悩み」について3回の連載で解説します。

1回目は「髪型改善は、時短美容ニーズ?」。今回は「コロナ後の髪質への悩み(=トリートメントニーズ)」についてご紹介します。

(解説:ホットペッパービューティーアカデミー 研究員 田中公子)


「髪質」の改善意向が上昇中!

「髪質」は前回の記事でもご紹介した通り、「顔・髪・体」の中で改善のために「お金・時間を使いたい」順位は3位と、女性の美容にとって関心の高いテーマです。

「髪質」に対して、「改善・維持していくために、お金や時間を使いたいと思いますか。」という質問に対して、2018年~2020年の時系列データを見てみましょう。

#DATA:
「髪質」の改善のために、お金・時間を使いたい(2018年/2019年/2020年)

※女性N=6,600(15~69歳)、「とてもそう思う」「まあそう思う」の合計

2018年に41.1%だったのが、2019年には48.0%、2020年には52.8%と大きく上昇。

「ホットペッパービューティー」の「フリーワード検索ランキング(アプリ)」(2021年1月1日~1月31日)でも、10~50代女性の1位もしくは2位に「髪質改善」がランクインしています。「髪質改善」はどの年代も関心の高いテーマです!


コロナ後は、オトナ女性のトリートメントニーズが上昇?

次に、10代後半から40代までの年代別のデータを見てみましょう。

#DATA:
「髪質」の改善のために、お金・時間を使いたい(年代別)

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※女性15~19歳n=600、20代以上は各年代n=1,200、「とてもそう思う」「まあそう思う」の合計

もっともスコアが高いのは15~19歳、次いで20代ですが、「伸び率」を見てみると、実は30代、40代の伸び率は10代、20代を上回っています

「髪質改善」というキーワードとともに、よく耳にするようになった「酸熱トリートメント」も、オトナ女性のエイジングケアとして人気が出てきています。

コロナの中でメイクに対する時間・頻度が減る一方で、髪・肌など「本質的な美容」に対する関心がより一層高まっていきそうです。

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【女性の髪悩み③】40代へ「白髪ケア」の新提案!