ネイルサロンの「リピート」を決める瞬間とは?40代が「デザイン」と同じくらい大事なのは…!

ホットペッパービューティーアカデミーで発表するデータを研究員の解説や事例を交えながら、ご紹介するページです。

今回は、お客さまのネイルサロンに対する「リピートのポイント」を解説します。

(解説:ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)

コロナ禍で「ロイヤルユーザーのシェア」が高まる

コロナ禍でお客さまの「リピート」はますます重要になっています。

ネイルサロンの来店頻度をみると、コロナ前から「年1回の利用者」が減少し、「年12回以上」が増加。

コロナ禍で、結婚式などの「イベントがあった時のみ」利用するお客さまが減って、「ロイヤルユーザー」のシェアが高まっています。

また、「基本的に1つのサロンを使い続けている」お客さまが年々増えていることが明らかに!コロナ禍で、定着傾向がさらに高まっています。

しかし、頻度高く通い続けてくださるお客さまのシェアが高まる一方で、ネイルサロンの利用率(1年以内にサロンを利用した人の割合)は、女性全体のまだ8.3%!しかもコロナの影響で利用者は減少しています。

つまり、今いるお客さまを「しっかり離さない」サロン経営がますます必要となっています。

ネイルサロンリピートの「瞬間」とは?

この図は「MOTサイクル」と言ってお客さまがサロンと接点をもつ18のポイントを書き出したものです。

「MOT(Moment Of Truth)」とは、「真実の瞬間」と訳され、お客さまが「サロンの印象を決める」ポイントのことです。

「口コミ」「予約」「自宅ケア」など、サロンにいらっしゃる前、サロンからお帰りになった後にも、実はサロンとの接点はあります。

そして、この図に「お客さまが、サロンのリピートを決めた瞬間」の数字を載せてみると…!

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あらゆるサロンとの接点で、お客さまは、サロンのリピートを決めていることが分かります。

「施術」の良し悪しだけではなく、「来店前」や「来店後」のスタッフの対応にもお客さまはサロンを評価しているのです!