【調査】会計時の不満1位は?オンライン決済が顧客満足UPにつながる⁉【美容サロンのDX】

ホットペッパービューティーアカデミーが発表するデータを、研究員の解説や事例を交えながらご紹介するページです。

今回は「美容サロンのDXに関する利用意識・実態調査【オンライン決済編】」(2022年11月)から女性のお客さまについて、美容サロンでのオンライン決済のニーズやカスタマーメリットをご紹介します!

(解説:ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)

サロンの会計時での嫌な経験、1位は?

先日も某有名タレントさんが美容室で会計時の失敗談を話されていて、大きくニュースに取り上げられました。サロンでの会計時の不満は、顧客満足に大きく影響します。

常連さんでも、会計が原因でリピートが途絶えてしまうことも!?まずは「サロンの会計時での嫌な経験」をみていきましょう。

1位は、「支払い金額が思っていたよりも高かった」。

前述したタレントさんも「まさかそんなに値段がいくと思わなくて」とTVでお話されていましたが、会計時に値段を見せられて「思ったのと違う」と感じてもなかなかその場で言えるお客さまも少ないです。

そのまま二度とサロンに来なくなる、といったことが実は起きているのではないでしょうか。

2位は、「現金でしか支払いができなかった」。

20~49歳女性のキャッシュレス決済の利用経験は76%。(「美容サロンのDXに関する利用意識・実態調査」ニュースレターp1より)最近では、外出時にお財布を持たない人も増えています。キャッシュレス決済は、多くの人が「日常的に使う」サービスのため、対応ができないサロンに対しては、「嫌だな」と思ってしまうことも。

3位は、「会計タイミングが重なり待ち時間がかかった」。

急いでいるときに限って、会計が混んでいてなかなか帰れない…といった経験をされたお客さまもいるのではないでしょうか。サロンでも、お客さまと施術前に「だいたい何時ころ出たいか?」という会話をすることは多いかと思いますが、「会計時の混雑」も組み込んでいることは少ないのでは?

せっかく施術に満足していても、会計時の不満によってお客さまの満足度は大きく変わってしまうことも。これらの不満、実は、DX(デジタル技術による、製品やサービス、ビジネスモデルの変革)によって解消できることもあるのです!