【アイ】利用者増加で市場が拡大!まつげエクステが復活の兆し?単価アップのカギは40代女性

コロナ禍では「マスクから見える」目元の美容への意識が高まり、サロン利用も注目されました。コロナ禍の規制がほぼ解除された中で最新のアイビューティーサロンの利用動向は?「美容センサス2024年上期<アイビューティーサロン編>」から、最新トピックをご紹介します!
(ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)

市場規模が1,179億円でここ5年で最高額!

※サロン利用率、1回あたり利用金額、年間利用回数と人口推計(総務省統計局)からの推計
出典:美容センサス2024年上期<アイビューティーサロン編>(ホットペッパービューティーアカデミー)

美容センサスから推計した市場規模は1,179億円で、前年比28.9%増に。

市場規模はここ5年で最高額に達しており、アイビューティーサロン市場が非常に好調であることがうかがえます。

市場規模推計 算出の方法
市場規模推計(円)
=人口(人)※1×1年以内のサロン利用率(%)※2×1回あたり利用金額平均(円)※3×年間利用回数平均(回)※4

※1人口データは人口推計(総務省統計局)を使用。年齢(5歳階級)、男女別人口―総人口(各年10月1日時点)。調査年の前年10月1日時点の人口を使用。
※2※3※4ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2024年上期≪アイビューティーサロン編≫資料編」より使用。

男女ともにサロン利用者が拡大!

出典:美容センサス2024年上期<アイビューティーサロン編>(ホットペッパービューティーアカデミー)

1年以内のサロン利用率は女性は9.1%、男性は4.4%で、男女ともここ5年で最も高いスコアに!市場規模の大幅な拡大に寄与しています。

女性は、コロナ禍前(2020年/調査は毎年2月に実施)の7.2%から1.9ポイントも利用率が上昇。「アイメイクに時間をかけなくてもよい」と時短美容として取り入れる人が増えている影響もあるでしょう。

男性は「アイブロウ・眉カット」を専門店で施術する人も増えていますね。