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美容サロン経営を学ぶならホットペッパービューティーアカデミー

2024/11/25

物価高が続くも、家計における美容シェアは前年ほぼ横ばい【美容消費係数】2024年7月~9月


【美容消費係数】から読み解く美容トレンド!

美容消費係数は、家計に対する理美容の支出割合です。お客さまの「美容財布」を知ることで、サロンの打ち手につなげていきましょう!

【用語解説】美容消費係数とは?

ホットペッパービューティーアカデミーでは、美容消費(サロン消費+モノ消費)のトレンド見立てに、「美容消費係数」という指標を使っています。

「美容消費係数」とは、総務省が公開している「家計調査」から、「毎月の全世帯での消費支出」に対する「理美容サービス(サロン消費など)」+「理美容用品(化粧品などのモノ消費)」の消費支出割合をホットペッパービューティーアカデミーで独自に編纂した指標です。

つまり、「美容消費係数」は家計における美容消費シェアであり、この数字が上がっていれば、カスタマーの美容投資の優先順位が上がっているということが分かるのです。

【最新】2024年7-9月解説

【2024年7-9月解説】

2024年7-9月は2.97%。前四半期と比較して、0.02ポイント増加。前年同時期と比較して、▲0.01ポイントでほぼ横ばい。物価高が続く中でも、家計における美容消費の比重は変わらず、美容のモノ+サービス消費は、「準必需」に近い位置づけであることがうかがえます。

「理美容サービス」においては、利用額は今回は前年からやや減少しているが、
・高単価メニュー(ハイトーンカラー、トリートメントなど)の利用増
・エステなどの美容室以外のサービスの利用増
・男性の美容室消費の増加(メンズパーマなど)
の傾向は変わっておらず、多様な美容消費を楽しむカスタマーの傾向がうかがえます。

時系列グラフ(美容消費係数)

  • 1年推移
  • 5年推移
  • 10年推移

【理美容】サービス・モノ消費額

前年比32円減、前四半期比65円減。

前年比84円増。前四半期比127円増。モノ消費は値上げも大きく影響し、消費額は増加中。

時系列グラフ(理美容サービス・モノ消費額)

  • 1年推移
  • 5年推移
  • 10年推移

美容消費係数の算出方法

美容消費係数(%)=
消費支出
×100

○出典 総務省「家計調査」より、「ホットペッパービューティーアカデミー」にてデータ編纂。
(※美容消費係数は「家計調査」を元に、独自算出)

調査データはこちら

文責

  • 田中公子

    田中公子(たなかきみこ)

    ホットペッパービューティーアカデミー研究員

    美容に関する消費者調査を、業界・社会に発信
    調査データから、美容サロンの「売上UPのヒント」を読み解いています!


    ■経営コンサルティングファームを経て、リクルート入社。ホットペッパービューティーの事業企画から2012年より現職。

    ■調査研究員として、「美容センサス」などの消費者調査や「研究員コラム」等での解説を担当。「美容センサスデータブック」「美容センサス動画」などデータのビジュアライゼーションに定評がある。

    ■セミナー講演、業界誌・一般誌・テレビなど取材多数。

    ※メディア取材はコチラよりお問い合わせください。


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