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美容医療の目的が変化?女性の時短志向が高まる

出典:美容センサス2023年下期<美容医療編>

続いて美容医療の目的を見ていきましょう。女性の1位は「コンプレックスの解消」、2位は「自己満足」で前年から変更がありません。

一方、ここ3年で女性の順位が上昇傾向にあるのは、「時短美容のため」。この3年で7位→6位→5位と順位が上昇しています。

美容医療の利用のハードルが下がり、美容手段の一つとして受け入れられているのを感じます。

男性の美容医療の目的は「モテたい」が急降下。上昇したのは?

出典:美容センサス2023年下期<美容医療編>

男性の美容医療を受けたい理由1位は、女性同様「コンプレックスの解消」です。そして「価格も安くなってきたから」と「ネットでの情報や口コミを見て」が2年連続でスコアが上昇。男性が美容医療を検索したり、比較検討が増えていることがうかがえます。

一方で、「モテたい」は2021年には1位でしたが、2022年に5位、2023年には9位と順位を落としています。

 代わって「自分へのご褒美として」の順位が前年から大きく上昇しています。女性には多い「美容のご褒美需要」が男性にも広がっているのかもしれません。

 

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文責

  • 田中公子

    田中公子(たなかきみこ)

    ホットペッパービューティーアカデミー研究員

    美容に関する消費者調査を、業界・社会に発信
    調査データから、美容サロンの「売上UPのヒント」を読み解いています!


    ■経営コンサルティングファームを経て、リクルート入社。ホットペッパービューティーの事業企画から2012年より現職。

    ■調査研究員として、「美容センサス」などの消費者調査や「研究員コラム」等での解説を担当。「美容センサスデータブック」「美容センサス動画」などデータのビジュアライゼーションに定評がある。

    ■セミナー講演、業界誌・一般誌・テレビなど取材多数。

    ※メディア取材はコチラよりお問い合わせください。


    ◎寄稿・連載
    「数字で読む美容トレンド」(BEAUTOPIA)
    「美容トレンド最前線!」(ファッション販売)
    「ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中 公子氏が見る『アイビューティー業界』」(アイビューティージャーナル)
    「一橋ビジネスレビュー : 日本企業の人的資本経営 2023年 SUM.(71巻1号)」(東洋経済)
    「美容サロンの経営塾」(国際商業/全100回)、「ビューティ・インサイト」(WWD/全6回)

    ◎書籍(共著)
    「美容師が知っておきたい50の数字」(女性モード社)
    「美容師が知っておきたい54の真実」(女性モード社)
    「データで見るエステティックの今とこれから」(フレグランスジャーナル社)

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