団塊ジュニアの美容投資に注目!
女性・1回あたりの利用金額(年代別)
次に女性のトピックを見ていきましょう。注目は、40代、50代の「団塊ジュニア」と呼ばれる世代の消費です。
こちらは、美容室とエステサロン【フェイシャル】の1回あたりの利用金額ですが、40代~50代がそれぞれ大きく伸びています。昨今の物価高によって、利用金額は高ぶれる傾向にありますが、その中でも特に40代、50代の団塊ジュニア世代の利用金額の増加が顕著です。
この世代は、人口ボリュームが大きく注目のマーケット。サロンでのヘアカラーを学生の頃から始めるなど、学生の頃から美容の感度が高い環境で育ってきた世代です。美容に対する好奇心が旺盛な世代のため、オトナ女性のマーケットニーズの高まりがより一層期待されます。
男女ともに、ヘア以外のサロン利用も広がる
今回、ヘア以外の美容サロンの利用率(1年以内のサロン利用率)が男女とも大きく上昇しています!利用者層が拡大し、マーケットの広がりがうかがえます。
コロナ禍が落ち着いたこともあって、結婚式などイベントへの出席が増えたり、外出の機会が増えることで身だしなみの意識がより一層あがったりということもあるでしょう。対面機会の増加がサロンの利用アップにつながっていると考えます。