美容内科・美容皮膚科・美容外科で受けた施術で、増えたのは?
3年以内に実施した施術(美容内科・美容皮膚科・美容外科)
※美容内科・美容皮膚科、美容外科の3年以内利用者(男女15~69歳)・複数回答/出典:美容センサス2023年下期<美容医療編>
続いて美容内科・美容皮膚科・美容外科の施術を見ていきましょう。
男女ともに「美肌・シミ・肝斑・くすみ」の治療が1位になっています。
「ニキビ・ニキビ跡・肌荒れの治療」は、前年から女性は5.1ポイント増加、男性は4.4ポイント増加しており、他の施術に比べて顕著な伸びとなっています。
肌トラブルの改善やアンチエイジングなどの「負の改善」だけではなく、韓流アイドルブーム等の影響を受けて、「より肌をきれいに見せる」ことに対する関心や意識が高まってきているためと考えられます。
20代の「二重の整形」が男女とも増加
3年以内に実施した施術(美容内科・美容皮膚科・美容外科)
※美容内科・美容皮膚科、美容外科の3年以内利用者・複数回答/出典:美容センサス2023年下期<美容医療編>
今度は20代のデータを見てみましょう。全体でも増加幅の大きかった「ニキビ・ニキビ跡・肌荒れの治療」が男女とも増加していますが、特徴的なのは「二重の整形」(「切開」または「埋没法」)。前年から女性は6.4ポイント、男性は4.2ポイント増加しています。
男性は「二重以外の目元整形」も5位にランクインしており前年から9.5ポイントもスコアが上昇。目元美容に対する施術のニーズが高まっていることがうかがえます。
クリニック選びに、検索・比較サイトへのニーズが上昇
病院・クリニック選びで参考にする情報源
※美容医療経験者または意向者、複数回答/出典:美容センサス2023年下期<美容医療編>
1位は男女とも「病院・クリニックのホームページ」が継続しています。男性は2022年まで1位であった「TV・ラジオ(CM含む)」の順位が下がっています。
経年の変化として特徴的なのは、「病院・クリニック選びで参考にする情報源」です。「複数の病院・クリニックを検索・比較できるサイト」が重要な情報源として年々順位が上昇し、2024年には男女ともに2位にランクアップしています。
美容医療のための病院・クリニックに関する情報がインターネット上でも多く見られるようになっており、利用者にとっての選択肢は広がっています。
今後「自分に合う病院・クリニックはどこなのかが知りたい」というニーズはますます高まっていくでしょう。