【ポイント解説】美容センサス2025年上期
男女別最新サロン動向を一挙解説!
男女1万3,200人の美容サロン利用実態調査、2025年の結果発表!
📊 調査概要
「美容センサス2025年上期」では、全国の15~69歳の男女1万3,200人を対象に、美容サロン(美容室、理容室、エステサロン、リラクゼーションサロン、ネイルサロン、アイビューティーサロン)の利用実態を調査。美容サロン市場全体の規模は2兆6820億円となり、堅調に成長していることがわかりました。
💡美容サロン市場は2兆6820億円
利用者層の広がりとともに、サービスは「取捨選択」される時代へ
💇♀️ 美容室:物価高を超える“価値消費”が広がる
女性の1回あたり利用金額は7,668円、男性は4,879円と、過去5年で最も高い水準に。
物価上昇だけでなく、「縮毛矯正」などの高単価メニューや、「まつげメニュー」とのクロスセル(複数メニューの併用)が広がっており、価格に見合った体験への支持が高まっています。
👁 アイビューティー:Z世代を中心に“日常ケア”として定着
アイビューティーサロンの1年以内の利用率は女性11.8%で、前年から+2.7ポイント増。
とくに20代女性では29.0%が利用しており、3人に1人が定期的に通っていることが明らかに。
🧴 エステ:前年差マイナス588億円。脱毛サロンの市場規模の減少が大きく影響
唯一、市場規模が前年マイナスだったのがエステサロン。脱毛サロンの市場規模の減少が大きく、この5年で672億円減少と縮小傾向をたどっています。
美容医療やセルフエステなど消費者の選択肢が広がっていることや、近年の大手エステサロンの倒産なども影響している可能性があります。