基礎化粧品の購入額は、1カ月平均で5,607円!
基礎化粧品に使う1カ月あたりの費用を各世代で聞いています。
15~19歳が基礎化粧品に使う平均金額は全世代でいちばん高いのです。先ほど15~19歳の肌質の悩みの高さをご紹介しましたが、「肌をキレイにしたい」という思いが購買行動に表れています。
なお、このデータは購入者の平均なので、非購入者層は含まれません。非購入者層は、15~19歳では64.8%、20代で52.8%、30代で59.6%なので、20代、30代に比べて購入者は少ないですが、意識の高い15~19歳の消費額には注目です。
メイクアップアイテム購入率、1位は「下地」、2位は「アイシャドウ」
15~19歳男性の「メイクアップアイテム」の購入にも注目です。
1位は「下地」で11.0%。10人に1人以上が1年以内に下地を購入しています。そして、2位は「アイシャドウ」。
そのほか、「マスカラ」「アイライナー」という目元メイクのアイテムも上位にランクインしています。
20代以上では、「下地」「コンシーラー」「ファンデーション」など「ベースメイク」の購入率が高いです。一方で、15~19歳は目元のメイクアップアイテムがベースメイクよりも優先的に購入されているのも特徴的です。
韓国の男性アイドルブームも15~19歳男性のメイクに大きな影響を与えています。韓国の男性アイドル風メイクでは、「アイシャドウ」を使った中性的な目元も特徴です。また顔の一つひとつのパーツを強調するメイクのため、使うアイテムも多くなります。
他の世代のメイクの目的が「身だしなみを整える」に対して、15~19歳の男性は「キレイに見せたい」というニーズも強そうです。
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