物価高騰の中で美容消費の影響は?
~「美容消費係数」を解説~

ホットペッパービューティーアカデミーが発表するデータを、研究員の解説や事例を交えながらご紹介するページです。

今回は、最新(2022年1~3月)の「美容消費係数」から「サロン消費」「モノ消費」のトレンドを解説!2022年からの生活品等の「値上げ」は、美容消費に影響するのでしょうか?

(解説:ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)

美容消費係数とは?

ホットペッパービューティーアカデミーでは、美容消費(サロン消費+モノ消費)のトレンド見立てに、「美容消費係数」という指標を使っています。

「美容消費係数」とは、総務省が公開している「家計調査」から、「毎月の全世帯での消費支出」に対する「理美容サービス(サロン消費など)」+「理美容用品(化粧品などのモノ消費)」の割合をホットペッパービューティーアカデミーで独自に編纂した指標です。

つまり、「美容消費係数」は家計における美容消費シェアであり、この数字が上がっていれば、カスタマーの美容投資の優先順位が上がっているということです。では、実際の数字を見ていきましょう。