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小顔メニュー、流行の背景

小顔メニューがコロナ禍に人気が高まる理由はなんでしょうか?実はコロナ禍での「マスク生活」が大いに関係しているとのこと!

マスク生活が小顔メニュー人気に影響?

「マスク老け」という言葉を耳にしたことがある方もいるのでは?常時マスクをする生活によって、顔の表情を動かすことが実は少なくなってきています。

そうなると、顔を動かす「表情筋」を使う機会が減り、凝り固まる。結果、顔が「たるんだり」「むくんで大きく見える」ことにつながるとのこと。

コロナ禍で変化した生活によって、顔のたるみやむくみを気にするお客さまが増え、小顔メニューのニーズが高まってきたようです。新規のお客さま獲得のチャンスもありそうです。

初回来店の重視ポイントは、「口コミ」「料金が明確」

それでは、新規のお客さまが何を来店時に重視するのか?実は「料金の安さ」よりも重要なことがあるのです。

エステサロン(フェイシャル)では、1位「ネットの口コミが良い」、2位「友人・知人の口コミが良い」、3位「料金が明確」です。

リラクサロンも1位に「ネットの口コミが良い」がランクイン!

エステサロン、リラクサロンいずれも初回来店時の重視点に、「ネットの口コミ」と「料金が明確」が、「料金がリーズナブル」を上回る結果に。

コロナ禍によって、これまでエステやリラクに「興味を持っていたけどまだ行ったことがない」方や「しばらくお休みしていた」方も動かせるチャンスがありそうです。

そのためには、「口コミ」にしっかりと返信したり、「料金を分かりやすく」表示していることが重要になってきます。

EDITORIAL NOTE

「マスク老け」以外にも、コロナ禍では「歯ぎしり」や「歯の強いくいしばり」によって、顎の筋肉にも負担をかけているそうです。

コロナ禍でのストレス。またリモートワークの普及によって、PCやスマホ画面に集中する時間が増えています。それらの結果、無意識に歯を食いしばってしまっているそう。

コロナ禍で在宅期間が長くなったことにより「身体」のコリを感じている方は既に多いと思いますが、気づかないところで「顔」にも負担があったのですね。

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文責

  • 田中公子

    田中公子(たなかきみこ)

    ホットペッパービューティーアカデミー研究員

    前職は経営コンサルティングファームでIT業界の業務改善に携わる。リクルート入社後、ホットペッパービューティーの事業企画を経て、2012年から現職。

    調査研究員として、「美容センサス」をはじめとした美容サロン利用調査や、美容消費の兆しを発信。セミナー講演、業界誌・一般誌・テレビなど取材多数。

    ◎寄稿・連載
    「ビューティ・インサイト」(WWD)、「数字で読む美容トレンド」(BEAUTOPIA)、「美容サロンの経営塾」(国際商業)、「美容トレンド最前線!」(ファッション販売)ほか
    ◎共著
    『美容師が知っておきたい50の数字』『美容師が知っておきたい54の真実』(女性モード社)、『データで見るエステティックの今とこれから』(フレグランスジャーナル社)

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