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年間施術ランキング発表!20代、30代、40代の1位は、「毛穴ケア」!

Q.過去1年間、フェイシャルサロンで利用した施術内容は?(各年代トップ5)

出典:美容センサス2022年上期<エステサロン[フェイシャル]編>1年以内サロン利用者

過去1年間に利用したメニューを聞くと20代~40代の1位は「毛穴ケア」!以前のコラムで、マスク着用による「マスク荒れ」(マスクの摩擦による肌荒れや毛穴の悩み)をご紹介しましたが、コロナ渦によりニーズが高まっています。

また、20代、30代では「小顔・リフトアップ」が2位にランクイン!コロナ渦で「マスク老け」(常時マスクをする生活によって、顔の表情を動かすことが減り、その影響で顔の筋肉が凝り固まり、顔が「たるんだり」「むくんで大きく見える」こと)を背景に「小顔・リフトアップニーズ」も上昇していますね。

※以前のコラム
●コロナ禍に「毛穴ケア」の施術が増える理由は?
●小顔メニューが急上昇!人気のウラに「マスク老け」!?

さらに40代では「シミ・ソバカス改善」が2位にランクイン!30代もトップ5にランクインしています。30代から気になり始め、徐々にニーズが高くなっています。

50代、60代の1位は、「肌のハリ・ツヤ」!トップ5に「しわ・小じわの改善」がランクイン

出典:美容センサス2022年上期<エステサロン[フェイシャル]編>1年以内サロン利用者

高単価なお客さまの多い50代と60代をみてみると、1位は「肌のハリ・ツヤ」です。20代からトップ5にランクインしていますが、50代、60代に最もニーズが高いということです。

また、「しわ・小じわの改善」が50代から初めてトップ5にランクイン。30代からトップ5にランクインしている「シミ・ソバカス改善」もあわせて、加齢とともに増える悩みに対する施術が増えていることが分かります。

フェイシャルサロンの利用する背景は、年代別に異なる傾向があります。若年層ほど初心者も含めた利用が多いため、お試ししやすい施術が好まれるのかもしれません。一方で50代以上の女性には、質の高いサービスをしっかり受けたい、というニーズが高そうです。

年代ごとに異なるサロンへのニーズにあわせた、クーポンやメニューなど設計が大切でしょう。

EDITORIAL NOTE

フェイシャルエステの利用金額が高い50代以上の女性は、人生経験も豊かで、これまで多くのサロンの経験もあるでしょう。

高い技術力はもちろんのこと、接客・カウンセリングなどに対してもしっかりとした対応が必要そうです。

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文責

  • 田中公子

    田中公子(たなかきみこ)

    ホットペッパービューティーアカデミー研究員

    前職は経営コンサルティングファームでIT業界の業務改善に携わる。リクルート入社後、ホットペッパービューティーの事業企画を経て、2012年から現職。

    調査研究員として、「美容センサス」をはじめとした美容サロン利用調査や、美容消費の兆しを発信。セミナー講演、業界誌・一般誌・テレビなど取材多数。

    ◎寄稿・連載
    (2022年5月~2022年10月)「ビューティ・インサイト」(WWD)、以下連載中「数字で読む美容トレンド」(BEAUTOPIA)、「美容サロンの経営塾」(国際商業)、「美容トレンド最前線!」(ファッション販売)

    ◎共著
    『美容師が知っておきたい50の数字』『美容師が知っておきたい54の真実』(女性モード社)、『データで見るエステティックの今とこれから』(フレグランスジャーナル社)

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