医療脱毛、増加の背景には「以前より身近」「以前より安くなった」
医療脱毛、サロン脱毛、セルフ脱毛サロンのイメージ変化
※2023年以降に医療脱毛・サロン脱毛・セルフ脱毛サロンのいずれかで2回以上の脱毛利用ありがベース。項目抜粋
出典:ホットペッパービューティーアカデミー「脱毛市場調査」男女計
医療脱毛の利用が増加している背景を探ってみましょう。
「医療脱毛」「サロン脱毛」「セルフ脱毛サロン」それぞれにイメージの変化を比べてみると、医療脱毛では「以前より身近に感じる」「以前より増えていると感じる」「以前より安くなったと感じる」のスコアが他の脱毛と比べて高くなっています。
医療脱毛のクリニック数も増えており、CMや広告等で見る機会が増えた方も多いでしょう。ここ数年で利用しやすい価格になったと感じているかもしれません。「サロン」と「クリニック」の境目が利用者側にはどんどん曖昧になっているように感じます。しかし利用者も増えている一方で、医療脱毛のクリニックの競争自体も激化していることも事実です。
サロン脱毛は利用者層に変化が!
【サロン脱毛】利用の時系列(女性20代、30代)
出典:ホットペッパービューティーアカデミー「脱毛市場調査」
先ほどのデータでも紹介した通りサロン脱毛の利用者層は横ばいでしたが、利用者層には変化があります。実はメインの利用者層である20代、30代の女性はサロン脱毛が減少傾向にあります。
【サロン脱毛】利用の時系列(女性40代、男性20代)
出典:ホットペッパービューティーアカデミー「脱毛市場調査」
一方、新しいサロン脱毛の利用者層も。女性40代はおおむね増加、男性20代は急激に増加しています。ここ数年「介護脱毛」(将来介護される時も見据えてVIOラインを整えておきましょうといった呼びかけ)といった言葉も聞くことが増えました。
一度は脱毛を終了したオトナ女性が再びVIO脱毛を始めるといったケースもあるようです。その際には、若い頃に使っていたサロン脱毛にまずは行くといった動きがあるのかもしれませんね。
また20代男性は、医療脱毛もサロン脱毛もセルフ脱毛もすべて増えています。男性の美容行動がますます活発になっていることがうかがえます。