コロナ禍で、Z世代に「眉毛サロン」のニーズあり!
ホットペッパービューティーアカデミーが発表するデータを研究員の解説や事例を交えながら、ご紹介するページです。
今回は、2022年3月24日に発表した「コロナ禍の美容トレンドランキング」からZ世代(15~24歳)女性のアイサロン利用ニーズについて解説します!
(解説:ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)
Z世代のサロン使い、利用率が高いのは!?
最初にZ世代の各美容サロンの1年以内の利用率を見てみましょう。
ヘアサロンが100%近い利用率で1位…は想像の通りとして、2位は脱毛サロン(21.6%)、3位がアイサロン(16.0%)です。
2位の脱毛サロンは若年層にとってはもはや「身だしなみ」になりつつあります。1回目の緊急事態宣言(2020年4月~5月)が出されたころは、自宅用の脱毛器とサロンでの施術を併用できるプランが非常に売れたと聞きます。
3位はアイサロン。コロナ禍でマスクから見える目元だけは、しっかりと整えたいというニーズや、すっぴんでも目力をキープすることでメイク時間の短縮にもなるといった気持ちもありそうです。
Z世代にとってアイサロンは、イベントなどの特別な場のために通うものではなく、「より日常的なメンテナンス」「身だしなみを整える場」になっているのかもしれません。
Z世代が興味のあるメニュー1位は?
1年以内のアイサロン利用者に、この1年で興味を持つようになったメニューを聞きました。1位は、「まつげパーマ」。
コロナ禍で、サロンに通える頻度が下がっている方も多いため「まつげエクステだと、(人工のまつげが)取れてしまうのが気になる」と、まつげパーマに変更しているという話も伺います。
まつげエクステとの併用が可能なまつげパーマで、カールと長さを出すデザインも人気ですね。
まつげパーマが、コロナ禍で人気急上昇
「美容センサス2021年上期」の調査では、Z世代のまつげパーマの利用は2年連続で上昇しており、2021年にはまつげエクステの利用を抜きました。なんと、まつげエクステの1.7倍にまで利用率が増加しています。
2位の「眉毛サロン」は今後も伸びる!?