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マスク着用はコロナ収束後も続けていきたい!
「目元重視」の美容は継続!?

「コロナ収束後においても、変化した生活習慣のなかで続けていきたいものはありますか。」という質問に対して、2位に「マスク着用」がランクインしています。

緊急事態宣言が発令されて初めて迎えた2020年の夏場は「蒸れる」「暑い」とマスクに対する不満も多かったのですが、「(マスクのおかげで)ノーメイクで過ごせる」「顔を隠せる」といったメリットを感じている人も。

コロナ収束後も、「外出時にはマスクをつけて目元だけメイク」というニーズは十分ありそうです。

Z世代が「コロナが収束したら頻度を増やしたい」!
1位は「アイサロン」

コロナ禍ではサロンの来店頻度も減少していますが、「コロナ禍が収束したら頻度を増やしたい」と考えている女性は約2割から3割存在。

中でもZ世代(15歳から24歳)の女性では、「アイビューティーサロン(以下、アイサロン)」が1位。31.9%が「今よりも増やしたい」と回答しています。

Z世代にとっては「アイサロン」の利用は「美容室」「脱毛」の次に高く(関連記事はコチラ)、「より日常的なメンテナンス」「身だしなみを整える場」になっているようです。

このため「コロナ収束後には、頻度を増やしたい」というニーズが強くなっているのでしょう。マーケットの中心であり、これからの消費を担っていくZ世代からのニーズが大きいアイサロン。コロナ禍もコロナ収束後もポテンシャルの高いジャンルといえるでしょう。

EDITORIAL NOTE

私も「マスク着用」のメリットを感じるひとりです。

なんといってもノーメイクで外出しても目立ちにくい、そもそも顔を出さなくても良い、というのは大きいです。

もちろん親しい人と会う時にはわずらわしさを感じることもありますが、「ちょっと出かける」際には非常に時短です。

マスクから見える部分は、きちんとメイク、それ以外はナチュラルに、というメリハリメイクは当面続きそうです。

ご紹介した調査はこちら

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文責

  • 田中公子

    田中公子(たなかきみこ)

    ホットペッパービューティーアカデミー研究員

    前職は経営コンサルティングファームでIT業界の業務改善に携わる。リクルート入社後、ホットペッパービューティーの事業企画を経て、2012年から現職。

    調査研究員として、「美容センサス」をはじめとした美容サロン利用調査や、美容消費の兆しを発信。セミナー講演、業界誌・一般誌・テレビなど取材多数。

    ◎共著
    『美容師が知っておきたい50の数字』『美容師が知っておきたい54の真実』(女性モード社)、『データで見るエステティックの今とこれから』(フレグランスジャーナル社)

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