客単価UPの理由③年間店販購入額がさらに増加
店販購入額も伸び続けています。2022年の年間購入額は、11,935円。前年からの伸び率も増加し続けており、店販への関心はますます高まっています。
店販商品は、「トリートメント」購入が増加
購入が増加しているのは、「トリートメント」(洗い流さないタイプ)です。ここでも髪質改善のニーズが影響しているのではないでしょうか。
オトナ女性の店販購入額が大きく増加
特に注目しているのは、40代以上のオトナ女性。年間店販購入額も、女性の平均を大きく上回っているのです。
髪質の悩みが大きい世代のため、ご提案の余地は大きそうです。また40代以上は、「育毛ケア・育毛グッズ」(50代)「メイクアイテム」(40代)などの購入率が昨年から増加しているので、薄毛の予防やトータルビューティーの提案は喜ばれるのかもしれません。
前後編の2回で、美容室における女性の利用金額が増加した理由を、3つのポイントから解説しました。お客さまの利用金額が高いということは、お客さまのニーズや期待が高いということ。ご提案のヒントになれば幸いです!