③10代は「長さ出し」の検索が上昇!

※「長さ出し」または「長さだし」の検索順位(上位を表示)
出典:HOT PEPPER Beauty(ネイル)「フリーワード検索ランキング(アプリ)」

続いてご紹介するのは「長さ出し」。自爪の長さ出しには、ジェル、チップ、スカルプチュアを使った方法があります。

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「長さ出し」で検索するよりも「スカルプ」で検索するほうがどの年代も多かったのですが、10代は2022年以降「長さ出し」の検索が上昇。2023年9月には「スカルプ」の検索を「長さ出し」が上回る結果に(「長さ出し」2位、「スカルプ」5位)。※他の年代は「スカルプ」で検索する人のほうが2023年時点も多いです。

10代の「長さ出し」の検索が上昇する背景には、スカルプの方がより専門性の高い技術で、ジェルを使う長さ出しの方が自爪への負担が少なく手軽なことが考えられます。

一方、スカルプの人気も依然として高いため、10代は長さ出しのバリエーションが広がってきているともいえそうです。

④「フィルイン」に、20代女性のニーズが高まる!

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フィルインは「一層残し」や「ベース残し」とも言われ、ジェルオフの負担を少なくする技術。ネイルのデザインを変える際に、通常はジェルをすべてオフしてベースジェルから塗りなおしますが、フィルインは、完全にはオフせずにベースジェルの層を残したまま、新しいネイルに変える方法です。

アセトンを含む溶液は使用せず、ベースは残したままにするので自爪を削る必要がありません。「ジェルをしたいけれど、爪が傷むのが気になる」と言った方に人気です。

もともとオトナ女性に人気のメニューですが、コロナ禍では20代のニーズも高まっています。2023年9月にはTOP5にランクインしており、若年層にもケア志向が高まっているといえそうです。