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診断によって美容に対する意識や行動は変わった?

出典:美容診断に関する調査【カスタマー】(複数回答、ホットペッパービューティーアカデミー)

実際に何らかの診断を受けたことがある人に対し、診断後に感じた変化について質問しました。

最も多かったのが「購入する服や化粧品のタイプが変わった」で、23.9%の人がこの影響があったと回答しています。またその他に「メイクの仕方を変えた」(23.5%)、「ファッションの選択肢が広がった」(20.6%)といった具体的な変化についても2割以上の人が感じており、診断には購買行動や心理面で何らかの影響を与える可能性があることがうかがえます。

また、「美容にかける時間が増えた」と答えた人も17.3%存在しました。一方で、「特に影響はなかった」という回答も21.8%の割合で見られました。

こうした結果からもわかるように、診断がもたらす影響には当然、個人差があります。ただ、美容診断をきっかけに美容への関心が高まるケースが一定数あるのは、サロンにとってチャンスと言えそうです。

資格を取るほどにいたらなくても、それぞれの診断がどんなものかを簡単に把握しておくと会話の幅が広がります。

お客さまが過度な期待を抱かないように配慮しつつ、診断結果を「少しずつ日常に取り入れていくヒント」として活用することを検討するのも1つの方法です。

例えば、似合う色を活かしたヘアカラー、顔タイプに合わせたまつげや眉のスタイル提案など具体的な一歩を示すことで、メニュー追加や単価アップにもつながるかもしれません。

美容診断は便利なツールの1つ。経験を積んだ美容のプロが活用することで、その価値は何倍にも広がります。

自サロンならではの提案に活かしてみてはいかがでしょうか。

EDITORIAL NOTE

「イエベの人にはこの色が似合うよね」など、友人との会話でも美容診断の話題が出ることが増え、一般的になってきたなと感じます。

こういった診断は、「受けてみる」という行動自体にも、どこかワクワクする魅力がありますよね。

かくいう私も以前パーソナルカラー診断を受け、「いちばん似合う色はロイヤルブルー」と言われたのを今でもしっかり真に受けています。

一方で、好きな色はそれだけではなく、最終的には身の回りが結構カラフルになっている気もします。

診断を受けたいのは「いちばん素敵な自分でいたい」という気持ちの表れのように思います。

お客さまのそんな気持ちに寄り添い、それを実現できる場所が美容サロンです。

ホットペッパービューティーアカデミーでは、今後もそうしたサロンの皆さまのお手伝いができるよう、さまざまな調査を続けていけたらと考えています!

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<美容診断に関する調査【カスタマー】

  • 調査期間:2025年6月13日(金)~16日(月)
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象と回答者数:ヘアサロン・ネイルサロン・アイビューティーサロンのいずれかを1年以内に利用した女性(1,000人)

<美容診断に関する調査【サロンスタッフ】 >

  • 調査期間:2025年6月11日(水)~25日(水)
  • 調査方法:サロンボードからのアンケート回答(サロンが回答)
  • 調査対象と回答者数:ヘアサロン・リラクゼーションサロン・エステサロン・ネイルサロン・アイビューティーサロンのいずれかのスタッフ(2,227人)

文責

  • 江頭茉里

    江頭茉里(えがしらまり)

    ホットペッパービューティーアカデミー研究員

    英語教育関連の数社を経て、2020年に株式会社リクルート入社。社会人向け英語学習サービス「スタディサプリENGLISH」のコンテンツディレクターを経験し、2024年より現職。

    調査研究員として、研究員コラム等での解説を担当。

    月に1回は必ずヘア・ネイルなど各種サロンを巡り、自分への「ごほうびDay」を実施している美容好き。

    日本化粧品検定1級取得。

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