Z世代は、ヘアスタイルよりも「髪質改善」にお金をかけたい
「改善にお金をかけたいポイント」の「髪型(ヘアスタイル)」と「髪質」を2017年から比較すると、「髪質」の改善意欲が2019年、2020年と大きく上昇し、2021年には「ヘアスタイル」を上回る結果に!
分かりやすく外見を整える「ヘアスタイル」よりも、「髪質改善(ケア)」を重視するようになり本質的な美容へのニーズの高まりがうかがえます。
ところで、なぜ髪質改善のニーズが急激にあがっているのでしょうか?
Z世代のカラー利用率は2年間で1.5倍以上に
Z世代のヘアサロンでのカラー利用率にその答えはあります。
2019年と比較すると、ヘアサロンでのカラー利用率は2年間で1.5倍以上にも増加しています。
ここ数年、ハイトーンカラーのブームが続いています。髪をブリーチしたりカラーを楽しむ一方で、髪の傷みも気になってくるという若年層も増えてきています。Z世代の髪質改善ニーズの高まりには、急激なカラー利用率の上昇があげられそうです。