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2014/09/01

2014年4月~2014年6月 美容消費係数

■美容消費係数

美容の消費は、景気の変動や家計からどのような影響を受けるのでしょうか?
総務省の家計調査から、家計における美容の消費割合を定点的に観測し、ご報告します。

※美容消費係数とは、ホットペッパービューティーアカデミーが独自に算出した『世帯消費における美容消費の割合(総務省 家計調査)』のことを言います。
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美容消費内訳【モノ:サービス】

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■最新の美容消費係数からわかること(2014年4月~6月期)

①1-3月から4-6月にかけての美容消費係数が2000年以来初めて下降

1-3月→4-6月は0.18ポイント減少、昨年同時期より0.19ポイント減少。
今回、景気動向指数も共に減少が見られ、増税の影響が考えられます。
特に美容消費が影響を受けたようです。

②サービスに対する消費金額は変わらずだが、モノ(理美容用品)消費が961円減少

消費の内訳では、サービスの消費金額は1-3月とまったく変動がないのに対し、モノ消費が大きく減少しました。
2014年1-3月にかけて増税前の駆け込み需要で、モノ消費額が大きく上がりましたが、今回(4-6月)は増税後の買い控えが影響していると思われます。2000年以降、もっとも低い数字となりました。

■算出方法

美容消費係数の算出方法

美容消費係数=理美容サービス・用品費用(「理美容サービス*1」と「理美容用品*2」の合計)の消費支出に対する比率(%)
*1 理美容サービスとは!?
 入浴・理容・美容に対するサービスに関するもの(理髪代・パーマネント代・カット代・エステなど)

*2 理美容用品とは!?
 衛生・理容・美容に対する商品に関するもの
 (せっけん・シャンプー・化粧品などの消耗品に加え、ドライヤーやヘアブラシなどの用品も含む)

○出典 総務省「家計調査」(美容消費係数は「家計調査」を元に、独自に計算したもの)

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