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2015/06/01

2015年1月~2015年3月 美容消費係数

■美容消費係数

美容の消費は、景気の変動や家計からどのような影響を受けるのでしょうか?
総務省の家計調査から、家計における美容の消費割合を定点的に観測し、ご報告します。

※美容消費係数とは、ホットペッパービューティーアカデミーが独自に算出した『世帯消費における美容消費の割合(総務省 家計調査)』のことを言います。
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美容消費内訳【モノ:サービス】

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詳細データはこちら

■最新の美容消費係数からわかること(2015年1月~3月期)

①【美容消費係数】前年同時期より減少するも、増税前の水準と比べて高め

前年同時期と比べると減少してはいますが、2013年以前(増税前)の水準と比べて、もっとも高い数値を示しています。前年同時期は、増税前の駆け込み需要による一時的な増加であったことが推測されます。
前四半期からは0.14ポイント減少していますが、増税前と同じで、この時期の傾向といえます。

②【理美容用品(モノ):理美容サービス(サービス)】

(モノ)  2014年同時期と比べて535円(13.2%)減少も、2013年以前(増税前)の水準へ戻りました。
(サービス)2014年同時期と比べてほぼ横ばい。2013年以前(増税前)の水準と比べても、3.5%増加しているものの、増税の範囲内と考えられます。サービスは2014年以降変動が少なく、モノに比べて増税の影響が低いことがうかがえます。

■算出方法

美容消費係数の算出方法

美容消費係数=理美容サービス・用品費用(「理美容サービス*1」と「理美容用品*2」の合計)の消費支出に対する比率(%)
*1 理美容サービスとは!?
 入浴・理容・美容に対するサービスに関するもの(理髪代・パーマネント代・カット代・エステなど)

*2 理美容用品とは!?
 衛生・理容・美容に対する商品に関するもの
 (せっけん・シャンプー・化粧品などの消耗品に加え、ドライヤーやヘアブラシなどの用品も含む)

○出典 総務省「家計調査」(美容消費係数は「家計調査」を元に、独自に計算したもの)

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