家計の❝美容投資❞10年の変遷は?【美容消費係数】2023年7月~9月
【美容消費係数】から読み解く美容トレンド!
美容消費係数は、家計に対する理美容の支出割合です。お客さまの「美容財布」を知ることで、サロンの打ち手につなげていきましょう!美容消費係数とは?
美容消費係数
ホットペッパービューティーアカデミーでは、美容消費(サロン消費+モノ消費)のトレンド見立てに、「美容消費係数」という指標を使っています。「美容消費係数」とは、総務省が公開している「家計調査」から、「毎月の全世帯での消費支出」に対する「理美容サービス(サロン消費など)」+「理美容用品(化粧品などのモノ消費)」の消費支出割合をホットペッパービューティーアカデミーで独自に編纂した指標です。
つまり、「美容消費係数」は家計における美容消費シェアであり、この数字が上がっていれば、カスタマーの美容投資の優先順位が上がっているということが分かるのです。
【最新】2023年7-9月解説
【2023年 7-9月解説】
2023年7-9月は2.98%。前年同時期は2.86%で0.12ポイント増加。前四半期は2.81%で0.17ポイント増加しています。ここ10年の推移でも最も高いスコアとなっており、
・物価上昇の影響による値上げの影響
・高単価メニュー(ハイトーンカラー、トリートメントなど)の利用増
・エステなどの美容以外のサービスの利用増 等による影響が考えられます。
時系列グラフ(美容消費係数)
- 1年推移
- 5年推移
- 10年推移
【理美容】サービス・モノ消費額
サービス
理美容サービスとは?前年比200円増、前四半期比120円増。この同時期10年で最も高い金額に!
モノ
理美容用品とは?前年比195円増。前四半期比352円増。2023年の7-9月期から大きく落ち込んでいた金額が回復傾向。
時系列グラフ(理美容サービス・モノ消費額)
- 1年推移
- 5年推移
- 10年推移
美容消費係数の算出方法
○出典 総務省「家計調査」より、「ホットペッパービューティーアカデミー」にてデータ編纂。
(※美容消費係数は「家計調査」を元に、独自算出)