2025年4~6月の美容消費係数は2.90%
前年同期比では微減、前四半期からは上昇
【美容消費係数】から読み解く美容トレンド!
美容消費係数は、家計に対する理美容の支出割合です。お客さまの「美容財布」を知ることで、サロンの打ち手につなげていきましょう!
【最新】2025年4-6月解説

1.美容消費係数の推移
2025年4~6月期の美容消費係数は 2.90%。前年同時期(2024年4~6月)の 2.95% からは 0.05ポイント低下しました。一方で、前四半期(2025年1~3月)の2.77%からは0.13ポイント上昇しています。
2. 景気動向指数(CI)との関係
2025年4~6月期の景気動向指数(CI一致指数)は116.3 となり、前年同時期(114.8)から上昇し、ほぼ横ばいの高水準で推移しています。一方、美容消費係数は 前年同期比では低下(2.95%→2.90%) しており、景気全体のトレンドと必ずしも連動していません。
時系列グラフ(美容消費係数)
- 1年推移
- 5年推移
- 10年推移
過去5年のトレンド(同時期比較)
美容消費係数の推移
過去5年の美容消費係数は2.8~3.0%未満で安定しており、大きな上昇トレンドは見られません。
景気動向指数(CI)の推移
一方、CI一致指数は2020年の落ち込み後、回復基調を維持し、2025年4~6月期は 116.3 とコロナ禍前の水準に近づいてきています。
美容消費係数とCIの関係
この5年を比較すると、CIは右肩上がり、消費係数は横ばいという違いが明確です。美容消費は景気変動に左右されにくい安定市場であるといえます。
【理美容】サービス・モノ消費額
サービス
理美容サービスとは?
2025年は前年以上に利用が堅調で、物価高による単価上昇が支出増として表れたと考えます。
時系列グラフ(理美容サービス・モノ消費額)
- 1年推移
- 5年推移
- 10年推移
サービス消費・モノ消費はいずれも、この5年間で 物価高の影響を受けて消費額が上昇しています。
今後の展望
今後も物価水準は高止まりすると見込まれ、サービス・モノいずれの消費も金額ベースでは増加傾向を示す可能性があります。ただし、それが「利用増」によるものか「価格上昇」によるものかを慎重に見極める必要があります。
美容は「見だしなみ」としての「生活必需」の性格が強く、消費が急減する兆しは少ない一方で、支出に対する納得感はこれまで以上に重要になります。
サロン経営や商品提供の現場では、価格上昇局面においても 価値を感じられるサービス設計や商品提案が求められるでしょう。
美容消費係数の算出方法
○出典 総務省「家計調査」より、「ホットペッパービューティーアカデミー」にてデータ編纂。
(※美容消費係数は「家計調査」を元に、独自算出)

ホットペッパービューティーアカデミーでは、美容消費(サロン消費+モノ消費)のトレンド見立てに、「美容消費係数」という指標を使っています。








