女性の1回あたりの利用金額は、過去最高値の6,930円!
次に、来店1回あたりの利用金額です。コロナ禍で6,930円の過去最高値を更新。
コロナ禍で年間利用回数が減少した分、1回の来店で「しっかりと施術したい」という気持ちなのかもしれません。
年代別には、最も金額の増加割合が大きかったのは15~19歳(前年比4.2%増)、続いて40代(前年比3.3%増)、20代(前年比2.5%増)でした。
コロナ禍に「カラー」と「トリートメント」の利用が増加!
「メニュー利用率」のデータからは、コロナ禍の新しい利用の兆しがうかがえます。
前年から利用が増加したメニューは、「カラー」(53.2%、前年比0.7pt増)、「トリートメント」(36.8%、前年比0.5pt増)です。
「カラー」は2016年以降、利用率が上昇し続けているメニューです。10代後半~40代までが前年より利用が増加しました。
若年層の「ハイトーンカラー」人気や、大人女性の「おしゃれ染め(デザインカラー)」利用の増加など、カラー利用に対するニーズはコロナ禍の影響を受けにくいことが分かりました。
20代・30代のトリートメント利用が増加!
一方、「トリートメント」の利用率が今年上昇した背景には、「コロナ禍での髪に対する改善意欲」があると考えます。(参考記事:コロナで変化!?「髪質」にこだわる女性)
年代別にデータを見てみましょう。
20代女性と30代女性が前年から大きく伸ばしているのが特徴的です。
20代、30代は、「カラー」の利用率が高い年代。特に20代はハイトーンカラーが人気ですので、そのケアをしたいという思いが、コロナ禍での「髪質」改善ニーズに相まって強くなったと考えます。
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