前年から、あのワードが急上昇!フリーワード検索ランキングから美容トレンドを解説

ホットペッパービューティーアカデミーで発表するデータを研究員の解説や事例を交えながら、ご紹介するページです。

今回は、カスタマーが検索した『ホットペッパービューティー』の「フリーワード検索ランキング(アプリ)」のデータ(2021年7月~9月/2020年7月~9月)を使ったトレンド解説です。

(解説:ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)

【10代、20代女性】1位「髪質改善」、2位「インナーカラー」!

10代、20代ともトップ5の結果はほぼ同じになりました。「髪質改善」「インナーカラー」が1位と2位。

1位の髪質改善はコロナ禍において、ほぼ「不動」の人気をほこる検索ワード。「本質的な美容」に対するニーズが続いています。

2位のインナーカラーは昨年から急上昇している人気ワード。ハイトーンカラーブームが続いていますが、「さりげなく」トレンドを取り入れられるのも支持されている理由かもしれません。

メイクをする機会も減る中で「髪は”ちょっとだけ”華やかにしてみたい」といったニーズもありそうです。

10代、20代の前年から急上昇の検索ワードは!?

上位15位までの検索ワードのうち、前年同時期(2020年7~9月)からの伸び率が高いものをピックアップすると…

◆10代女性◆
1位 イヤリングカラー(対前年比)860.1%
2位 インナーカラー(対前年比)406.5%
3位 韓国(対前年比)391.9%

◆20代女性◆
1位 ヘアセット(対前年比)208.4%
2位 韓国(対前年比)199.0%
3位 縮毛矯正(対前年比)147.6%

10代、20代とも「韓国」が伸び率トップ3にランクイン。韓国語では「女神」を意味する「ヨシンモリ」と呼ばれる巻き髪アレンジがコロナ禍で人気です。

また10代1位の「イヤリングカラー」は、イヤリングのように耳元でさりげなく色みを感じさせるチラ見せカラーです。

インナーカラー同様、さりげなく髪に彩りを加えられることがコロナ禍で支持されています!