前年から増加した採用条件の検索は?
求人メディアを利用して、転職先・就職先を検索する上で、検索項目として利用したいものは?(トップ6)
※現在、美容師として就業している人が回答(複数回答) 出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容サロン就業実態調査2024」
求職者が検索メディアで探す項目にも上位に、「勤務時間」「休日」「勤務日数」がランクインしています。前年から伸び幅を見ると、「勤務時間」「休日」のスコアが特に増加しています。
休日について、あなたが指定したい条件はどれですか?最もあてはまるものをお選びください。
※前問で「休日」を選んだ人が回答(単一回答) 出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容サロン就業実態調査2024」
「休日」を選んだ人の条件からは、「土日休み可」のスコアが上昇しています。休日に柔軟なサロンが採用に成功する事例は増えてきており、こちらのサロンでも「スタッフに時間的拘束を求めない」「サロンの営業日や営業時間は問わない」という姿勢で、ママ美容師の採用に成功しています。
「パート・アルバイト」のニーズが上昇、広がる柔軟な働き方
あなたは今後美容師としてどのような働き方を希望しますか?
※現在、美容師として就業している人が回答(単一回答) 出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容サロン就業実態調査2024」
最後に「今後の希望する働き方」のデータを見てみましょう。大きくシェアは変わりませんが、前年からは「パート・アルバイト」のシェアが高まっていることが分かります。
ブランクが長いスタッフや、小さなお子さんがいるママスタッフの場合、「少しずつからでも始めたい」といった希望もあるでしょう。スタッフのライフステージにあわせた柔軟な働き方が可能となるサロンにニーズが高まっているとも考えられます。多様な働き方の受け皿を作ることがますます必要になってきているでしょう。
こちらの連載では、「ホットペッパービューティーワーク」での「パート・アルバイト」の成功事例をご紹介しています。先に紹介したサロンの他にも、「結婚や出産・育児などでライフスタイルが変化した場合にも、勤務時間や曜日などは柔軟に対応して無理なく働いてほしい」といった代表の考え方なども紹介しています。