【調査】職場のネイル、どこまでOK?人気デザイン&NGカラーランキング!

ホットペッパービューティーアカデミーが発表するデータを、研究員の解説や事例を交えながらご紹介するページです。

コロナ禍で定着した「テレワーク」。一方で、最近では徐々にオフィス出社も増えており、テレワークとオフィス勤務を組み合わせた働き方も一般的になっています。

現在、職場でネイルしている人はどのくらい?コロナ禍で働き方が多様化する中、働く女性のネイルに対する意識は?今回は「オフィスネイルに関する意識・実態調査」(2022年9月)から解説します!

(解説:ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)

ネイルサロンの利用率が高いのは「働く女性」!

最初に「会社員」「学生」「専業主婦」でネイルサロン利用率と料金を比べてみましょう。最もネイルサロンの利用率が高いのは「会社員」(13.3%)、1回あたり利用金額は5,768円です

会社員が、学生や主婦よりもサロンの利用率や1回あたりの利用金額が高いのは、他者との接点を持つ機会が多かったり、自分に使えるお金があるからかもしれません。このため、ターゲットを「会社員」にした新規集客は、集客数や単価アップの観点からも有効だと考えます。

ここからは、「オフィス勤務している会社員」を対象にした調査結果をみていきましょう。

職場でネイルを実施している人は?【業種別】

「職場でネイルをしている人はどのくらいいるか?」に対して、全体平均では32.8%と、約3人に1人がネイルをしています。

業種別にみると、1位は「メディア・広告・出版・印刷」、2位には「ファッション・アパレル・美容」、3位には「情報・通信・IT関連等」がランクイン。職場の服装においても、自由度が高いイメージのある業種がラインナップされています。

一方で、4位には「金融・保険」が入っていることは、意外に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?35.6%と平均よりも高いのです。この後のデータで説明しますが、金融・保険は「NGのカラー」が他よりもスコアが高めです。逆に言うと、色味を選べば職場でもネイルができるということかもしれません。

社外の人との接触頻度が高い職場ほど、ネイルをする傾向

こちらのデータは、社外の人との接触頻度でネイル実施率を分けたものです。社外の人との接触頻度が多い職場ほど、ネイルを実施している人が多いという結果に!

実は社外の人との接触頻度が多い職場の人ほど、ネイルをする理由に「身だしなみを整えるため」のスコアが高く出ているのです。ネイルは、職場でするのは気がひける…というイメージもかつてはありましたが、色味やデザインなどを選ぶことによりビジネスマナーUPのツールにもなるのかもしれません。