高単価集客のカギは?【低・中・高】価格帯別にサロン選びを徹底分析!

「どうすれば客単価をアップできるのか?」とお悩みのサロンさまは多いのではないでしょうか。今回は、好評の価格帯別分析!「美容センサス2023年上期<美容室・理容室編>」より、女性の美容室利用を低・中・高の価格帯別に分析。高価格帯のお客さまの新規集客のポイントを解説します。(ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)

高価格帯のボリュームは?

※女性15~69歳・1年以内の美容室利用者(※集計値は四捨五入により、単一回答における合計が、必ずしも 100.0%にならないことがある)
出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2023年上期<美容室・理容室編>」(2023年6月)

まずは、女性の美容室利用者を客単価別に分類してみましょう。
▶高価格帯(1回あたりの利用金額が10,001円以上)
▶中価格帯(1回あたりの利用金額が4,001円~)
▶低価格帯(1回あたりの利用金額が4,000円以下)
の3つに分解してみると、中価格帯がボリュームゾーンで49.8%、低価格帯は31.8%、高価格帯は18.5%になっています。

高価格帯のお客さまは、女性全体の約2割と決して多いわけではありません。それぞれの価格帯別の客単価の平均は下記になります。

※女性15~69歳・1年以内の美容室利用者
出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2023年上期<美容室・理容室編>」(2023年6月)

高価格帯ほど、来店頻度も高め

※女性15~69歳・1年以内の美容室利用者
出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2023年上期<美容室・理容室編>」(2023年6月)

なお、価格帯別に年間利用回数をみると、最も来店回数が多いのは高価格帯、次に中価格帯です。高・中・低の客単価と回数は比例しており、客単価の高いお客さまほど来店回数も多いことが分かります。

それでは、客単価も高く、来店頻度も高い高価格帯のお客さまはどのような来店基準を持っているのでしょうか?