利用時間が減った代わりに、〇〇が増加!

15~69歳女性・各美容サロン利用者 出典:「美容センサス2024年上期」(2024年6月)

サロンの利用時間が大幅に減った「ネイル」と「エステ_痩身」からは共通していえることがあります。それは店販の購入率(1年以内に店販を購入する人の割合)が上昇していることです。両者とも2024年が過去最高値を記録しています。

サロンで過ごす時間をなるべく効率的に過ごす代わりに、自宅でできるケアはしっかりする、そんな使い方が広がっているのかもしれませんね。

サロン利用にかかる時間の【理想】vs【現実】は?

15~69歳女性・各美容サロン利用者 出典:「美容センサス2024年上期」(2024年6月)

今度は、「サロン利用にかかる理想の時間」のデータもあわせてみていきましょう。リラク以外のサロンはすべて「理想」の時間が、「現実(実際にかかった時間)」を下回っています。サロン滞在においては時間をさらに短縮したいというニーズがまだまだ高いことがうかがえます。

以前ご紹介した調査(こちら)では、「美容サロンで”もっと短縮したい”時間」を聞いたところ、男女ともに「受付」「会計・支払い」「カウンセリング」など施術以外の部分で「もっと短縮したい」という回答が上位にあがりました。

もちろん、施術自体についても、クオリティが下がることがなければ、時間が短くなることは歓迎されるでしょう!お客さまのサロンの滞在時間の短縮は、美容サロンの人時生産性の向上にもつながります。