家計に対する美容消費のシェアは拡大傾向【美容消費係数】2024年4月~6月
【美容消費係数】から読み解く美容トレンド!
美容消費係数は、家計に対する理美容の支出割合です。お客さまの「美容財布」を知ることで、サロンの打ち手につなげていきましょう!【用語解説】美容消費係数とは?
美容消費係数
ホットペッパービューティーアカデミーでは、美容消費(サロン消費+モノ消費)のトレンド見立てに、「美容消費係数」という指標を使っています。「美容消費係数」とは、総務省が公開している「家計調査」から、「毎月の全世帯での消費支出」に対する「理美容サービス(サロン消費など)」+「理美容用品(化粧品などのモノ消費)」の消費支出割合をホットペッパービューティーアカデミーで独自に編纂した指標です。
つまり、「美容消費係数」は家計における美容消費シェアであり、この数字が上がっていれば、カスタマーの美容投資の優先順位が上がっているということが分かるのです。
【最新】2024年4-6月解説
【2024年 4-6月解説】
2024年4-6月は2.95%。前年同時期と比較して、+0.14ポイント増加。過去5年を見ても同時期の中で最もスコアが高く、家計に対する美容消費の比重があがっていることがうかがえます。「理美容サービス」の家計でのシェアが上昇する理由には
・高単価メニュー(ハイトーンカラー、トリートメントなど)の利用増
・エステなどの美容室以外のサービスの利用増
・男性の美容室消費の増加(メンズパーマなど)
等により、美容への投資が従来よりも増加している影響があるでしょう。
時系列グラフ(美容消費係数)
- 1年推移
- 5年推移
- 10年推移
【理美容】サービス・モノ消費額
サービス
理美容サービスとは?前年比153円増、前四半期比64円減。同時期では過去10年でも最高額。
モノ
理美容用品とは?前年比309円増。前四半期比32円減。同時期では過去10年でも最高。
時系列グラフ(理美容サービス・モノ消費額)
- 1年推移
- 5年推移
- 10年推移
美容消費係数の算出方法
○出典 総務省「家計調査」より、「ホットペッパービューティーアカデミー」にてデータ編纂。
(※美容消費係数は「家計調査」を元に、独自算出)