【事例①】スタッフが定着するサロンのヒントは?(ROOST)
ROOST(京都・東京)
ホットペッパービューティーアカデミー 連載記事「業界トップインタビュー」
京都・東京に複数の店舗を構えるメンズサロン「ROOST(ルースト)」。アシスタントの早期デビューを可能にする仕組みとは?
技術カリキュラムを厳選!2カ月デビューを可能に
“カットはセイムレイヤー・マッシュ・ショートの3パターン、あとは普通のパーマ、カラーのみ。研修期間はサロンワークを減らし、集中トレーニングをして入社2カ月でデビュー、という形です。“
“デビューしていないと、サロンワークに入っても、ボーッと他のスタッフの技術を見ているだけになりがち。でも一度デビューすると「あの技術は、どうやるのだろう?」「お客さまにどんなお声がけをしているのだろう?」と、自分ごとになります。“
初職を辞める/転職する理由の1位にもあった「給与不満」。早期のデビューは、給与アップにも直結します。施術を絞り込むことで、技術のクオリティを落とすことなく短期でのデビューが可能になります。
ROOSTには、これ以外にも時間単価をアップする秘訣が多くあります!
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【事例②】スタッフが定着するサロンのヒントは?(Lond)
Lond(東京、ほか)
ホットペッパービューティーアカデミー 動画セミナー「圧倒的マネタイズの仕組み」画面抜粋
2013年創業。スタイリスト平均年収は900万円超、年商は30億円!(※2023年には年商45億円規模に)「美容業界の常識を変えた」とも言われる圧倒的なスタッフ待遇の高さのウラには、徹底した生産性改善に向けた取り組みがあります!
全スタイリストの人時生産性をランキング!
Londでは、毎月、全スタイリストの人時生産性をランキングにして発表しています!このため、人時生産性にシフトしてから、一人ひとりが「何をすれば人時生産性を上げるようになれるか」を考えることができるようになったとのこと。
例えば「10分はやく帰してあげよう」「カウンセリングをできるだけはやく済ませてあげよう」「塗布をはやくしよう」、(アシスタントは)「できるだけはやくシャンプーしてあげよう」という意識が高まったようです。
人時生産性UPはお客さま満足向上にも!
ホットペッパービューティーアカデミー 動画セミナー「圧倒的マネタイズの仕組み」画面抜粋
実は人時生産性の高いスタイリストほど、指名ランキングが上位に!
美容師さんの中には、施術時間を短くすることがお客さまに申し訳ないと不安になってしまう人もいます。ところが、Londでは売上が高いスタイリストほど、(お客さまを)はやく帰している=人時生産性が高い、という結果に。
ホットペッパービューティーアカデミー 動画セミナー「圧倒的マネタイズの仕組み」画面抜粋
人時生産性UPにこだわる理由は、「一人でも多くのお客さまに施術を受けていただく機会を増やす」という強い思いがあるのです。
革新的な厚待遇を実現し続けるLondですが、計算しつくされた仕組みによる人時生産性改善の裏には、どこまでも丁寧なスタッフ一人ひとりへのコミュニケーションがあります。スタッフの納得感やモチベーションアップによってサロンが一体感をもって人時生産性アップに取り組んでいます。