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イノベーターが
見ている未来

vol.97

確固たる世界観を持ち、新しい取り組みをしている「次世代リーダー」へのインタビュー。
その取り組みと背景、そして未来についての展望をうかがいます。

ROOST

代表取締役 渡辺 哲也さん (age.40)

2カ月デビュー&生産性100万円!
メンズサロン激戦区 渋谷での勝算。

京都・東京に計6店舗を構えるメンズサロン「ROOST(ルースト)」。2023年8月、渋谷に進出したことも話題だ。2カ月デビュー&生産性100万円という数字にも驚くが、本質はそこではないと語る。「ROOSTファミリー」で戦う強さとは?

渡辺 哲也さん/1983年、京都府生まれ。京都学園大学経済学部に通いながら、京都理容美容専修学校通信科で学ぶ。その後、理容室に勤務しながら卓越した技術で数々のヘアコンテストで優勝。2013年、30歳のときに「ROOST」をオープン。
https://www.h-f-roost.com/

第1章2カ月デビューが可能なワケ

「お客さまに触れる一番楽しい仕事を
早くやらせてあげたかった」

最小限のダメージで直毛、癖毛などの悩みを解決する「ROOST流パーマ」が人気

お客さまは、どういった方が多いですか?

オープン当初は特にターゲットを定めず、年齢層も幅広く対応していたのですが、徐々に現在の「10代~20代の男性」に絞っていきました。お店があるエリアが学生さんの街であり、「若者が輝けば、世の中も輝いていく」という想いがあったからです。

みんなイケイケサロンをつくりたがるけど、うちは違います。そこまでまだ垢抜けていない…といったら失礼ですけど、変わりたいと思っている方を変身させてあげたい。僕らは、カリスマではありません。「カリスマになっていく、お客さまをつくる」のが仕事です。

また、「若年層メンズ」にターゲットを絞ったのは早期デビューのためでもあります。お客さまに触れる一番楽しい仕事を、早くやらせてあげたかった。

2カ月デビューとうかがいました。驚異的なスピードですが、なぜ可能に?

ひとつは、若年層メンズに提供するスタイルに合わせて、技術カリキュラムを厳選しているからです。カットはセイムレイヤー・マッシュ・ショートの3パターン、あとは普通のパーマ、カラーのみ。研修期間はサロンワークを減らし、集中トレーニングをして入社2カ月でデビュー、という形です。

教える際に意識しているのは、「難しいことを言わない」。「簡単」としか言いません。ヘアコンテストでも、結局シンプルなスタイルが強い。中途半端な人ほど、技術を複雑に言いたがる傾向があるのでは?僕らは、技術があるのは当たり前で、「接客で価値を届けよう」と伝えています。

以前はカットが習得できても、お客さまを目の前にすると話せない、という課題もありました。そこで練習では、マネキンを人だと思って、喋りながらカットしてもらうように。そしたら、実際のお客さまともすぐに話せて、気遣いなどを含め視野も広がりましたね。

デビューしていないと、サロンワークに入っても、ボーッと他のスタッフの技術を見ているだけになりがち。でも一度デビューすると「あの技術は、どうやるのだろう?」「お客さまにどんなお声がけをしているのだろう?」と、自分ごとになります。

もちろん、2カ月ではまだまだ「一人前」にはならないので、その後も継続的に教育しています。

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