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グラデーションカラーや色の組み合わせも多様化!「カラーまつエク」流行の兆し!?

先ほどのデータの「カラーまつげエクステ」「カラーマスカラ」のニーズについても、注目していきたいと思います。前述の通り、カラーマスカラ、カラーまつエク実施割合は他の世代に比べ2倍以上高い結果が出ています。

少し前は、カラーエクステといえば、原色の色味が多かったのですが、最近では肌なじみのいいカラーや根本と毛先のカラーが異なるグラデーションカラーラッシュが登場し、人気を集めています。

こちらの写真では、カーキ×ワインの色味のまつげエクステを使用していますが、ブラックに比べ、目元になじみナチュラルな仕上がりになります。

付け方も様々あり、カラー1色で仕上げるだけでなく、カラーをミックスさせたり、目尻の一部だけ色を変えるなど、その人ならではの個性が出せる時代になってきています。

Z世代の新たな価値観!目元も個性を出せる時代に

もともと、20代の女性は「他人ウケ」や「周りに浮かないこと」を気にする傾向が高く、どちらかというと、まつげエクステも黒などの無難なカラーを選びがちでした。

しかし、この1年ほどで、女性誌のキャッチが「みんなが選ぶ」「好感度」といった他人ウケから、「自分アゲ」「自分ファースト」などの「自分目線」に変わるなど、20代の価値観に大きな変化が見られます。

要因は2つと考えていますが、1つ目はコロナにより人となかなか会えない環境が続く中で「自分が楽しみたいおしゃれをする=自分ウケ」を大事にするように変化していること。2つ目は、多様化を尊重する、いわゆるZ世代(10代半ば~20代前半)が20代消費をけん引するようになったことで、新たなブームを広げていることにあるかと思います。

このように、自分なりのおしゃれ・個性を楽しむ時代になってきていますので、髪色だけでなく、まつげや目元など、おしゃれのポイントも今後どんどん広がりを見せていくのではないでしょうか。

◇データ出典

【調査名】アイメイク・アイサロン利用に関する意識・実態調査
【調査対象】全国20~59歳女性
スクリーニング:33,171人 (今回は20代6,572人のデータを中心にご紹介)

EDITORIAL NOTE

今回はコロナ禍における明るい兆しとして、アイメイク・アイブロウニーズの盛り上がりをご紹介しました。

商材や技術の進化によって、以前よりもぐっと目元のおしゃれを楽しめる環境へと変わってきています。今後もしばらくマスク環境が続くことが予想されますので、アイサロンで個性の発見やおしゃれの磨きこみをされてみてはいかがでしょうか。

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文責

  • 岡本華奈子

    岡本華奈子(おかもとかなこ)

    ホットペッパービューティーアカデミー研究員

    ホットペッパービューティーの企画グループにて、商品企画、各種規定・運用設計、AWARDなどを担当。2019年4月よりホットペッパービューティーアカデミー研究員として活動。
    サロン経営を楽しく学んでいただける「動画セミナー」の設計・ディレクションや各業界調査、サロン取材記事などを担当。

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