転職・就職活動時にもっとも知りたい情報は? 検索項目ランキング発表!

ホットペッパービューティーアカデミーが発表するデータを、研究員の解説や事例を交えながらご紹介するページです。

今回は、求人・採用に関する調査データをご紹介!求人メディアを使ったことのある美容サロン従事者と専門学生に、転職・就職活動時にネットで知りたい情報を聞きました。

(解説:ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)

検索必須項目の1位は「給与」、2位に「仕事内容」

求人メディア検索時の必須項目の1位は「給与」。上位には、「仕事内容」「勤務地」「勤務時間」「休日」といった「条件面」に関する項目が並びます

<TOP10圏外の項目>(11位~15位)
11位:必要経験
12位:施設形態
13位:職種・役職
14位:客層
15位:スタッフ数

職業別にみても、「給与」「勤務地」はいずれの職業もトップ3に入ります。

かつては、若い頃の給与は低くても致し方ない…と、とらえる時代もありましたが、今は学生も給与に対してとてもシビア。中には、他店と比べて5,000円低かったために一気に求職者が減ったというケースもあるとか…!

複数の雇用形態を比較検討?

ここからは、検索項目ごとに、求職者が重要視するポイントをみていきましょう。

まずは「雇用形態」で検索したい人が重視する条件です。アイデザイナー以外の職業では、「正社員」の意向が高く出ています。

他の職種に比べて「パート・アルバイト」の意向が高いのは、エステティシャン、ネイリスト、アイデザイナー、「業務委託・フリーランス」の意向が高いのは、リラクゼーションセラピストです。

データからは求職者は、複数の雇用形態を見比べているのがうかがえます。

なお美容室では、ここ数年で美容室では業務委託サロンが急拡大し、シェアサロンの出店も続くなど、働き方の多様化が進んでいます。調査を実施した2020年と比べると、現在はより業務委託・フリーランスの意向が高まっている可能性があります。