店販コスメが好調!購入頻度が増加

ホットペッパービューティーアカデミーが発表するデータを研究員の解説や事例を交えながら、ご紹介するページです。

今回は2021年12月に発表した「美容センサス2021年下期」から、店販コスメ(基礎化粧品やメイクアイテム)について解説します。

(解説:ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中公子)

コスメ購入、最も多いのは「ドラッグストア」で62.9%

最初にお客さまがコスメをどこで買っているのか?購入チャネルを見てみましょう。

1位はドラッグストア、2位はインターネット通販(ECモール)、3位はデパートです。

コロナ禍で購入先は変わったのでしょうか?

対面チャネルでのコスメ購入が大幅減。最も減ったのは「デパート」

コロナ前と比べると、コスメの購入頻度が最も減ったのは「デパート」。緊急事態宣言中に休業していた影響もあるでしょう。

デパートに続き、訪問販売、化粧品専門店など、「対面チャネル」が購入頻度減となりました。Data1でご紹介した「ドラッグストア」も購入頻度は減っているのです。

美容サロンでの、店販コスメの購入頻度が増加!

逆にコロナ禍でコスメの購入頻度が増加したチャネルでは、1位「インターネット通販(ECモール)」、2位「美容サロン、病院・クリニック」、3位「インターネット通販(ブランドのサイト)」です。

美容サロンは「対面の購入チャネル」の中で唯一、コスメの購入頻度が増加しています。

コロナ禍でサロンの来店頻度は下がっていますが、サロン専売品のクッションファンデーションを購入するために、サロンの来店頻度が逆に上がったという声も聞きます。