アカデミー活用サロン事例

成長しているサロンが
始めたこと

サロン課題に応じたラインナップをそろえた、ホットペッパービューティーアカデミーの講座。
受講後、課題解決に向けた取り組みを始めたサロンの事例をご紹介します。

vol.17サロン エリメス 銀座(東京都中央区)

みんなで取り組んだキャンペーンを通じて
「売上」と「チーム力」が見事アップ。

銀座の裏通りにある隠れ家エステティックサロン「サロン エリメス 銀座」は、大手サロンで経験を積んだ女性オーナーが開いて今年で10周年。6名のスタッフは和気あいあいと働いて雰囲気はいいものの、さらなるサロンの発展のためにできることはないかと考えていました。そこで受講を決意したというマネジメント担当の宮川さん。数々受講したうち、早くも成果を感じている取り組みについてうかがいました。

当初のサロンのお悩み

職人気質のスタッフが、一致団結する方法とは?

 スタッフ個々のやる気は十分だが1対1でお客さまを担当する仕事の性質上、「1つのチーム」という意識は希薄。男性である宮川さんがマネジメントをするうえで、女性が多い職場で相手の気持ちをくみ取りつつチームを形成する術を模索していた。

もっとお客さまの心をつかんで通い続けてもらうには…?

 技術レベルやホスピタリティ、接客スキルアップのための勉強はおのおのしているが、指名や契約率のスタッフ間の差を埋めたい…。スタッフたちにどんな指導をしてあげたらいいのだろう?

参考になった講座

みんなで勝ち続ける 実践!強いチームづくり

 お店のビジョンや大事にしたいことを掲げてはいるけど、なかなかスタッフが動いてくれない。それは、スタッフが「他人事」だと考えているため。一人ひとりのスタッフが主体的に動き、さらにチームとして力を発揮するためには、スタッフに「自分ごと」として、お店のことを捉えてもらうことが必要だ。この講座では、お店のビジョンや大事なことを、スタッフの行動にどう結び付けるか、その原理原則を伝えていく。

この講座の開催エリア・日程はコチラ

スタッフが劇的に変わる! 「聴く」技術

 スタッフの悩みや目標を聞こうとしても、あまり話してくれないという悩みをもつ人も少なくない。その場合、「聴いているつもり」でも、実は「きちんと聴けていない」ことが原因かも。講座では、多くのロールプレイングを通し、自分の「きき方」のクセを振り返りつつ、「聴く」「訊く」に分けて、相手の話を引き出す技術を学んでいく。

この講座の開催エリア・日程はコチラ

始めた取り組み

その1販促キャンペーンをみんなで企画し、売上も参画意識も向上。

取り組みを始めるにあたり、参考にした講座は?

 「実践!強いチームづくり」です。私が異業種からの転職であり、自分以外は女性なので、スタッフをうまくまとめるために美容業界やマネジメントについて勉強したいと思って受講しました。

具体的にどんな取り組みを行ったのでしょう?

 講座のワークシートを活用して、季節ごとのキャンペーンや物販案を1人3案考えてもらうことに。その後、ミーティングでそれぞれ発表してもらい、どの案にするかをみんなで話し合いました。

企画案を考えることに対する、スタッフの方の反応は?

 それまではやったことがない取り組みなので、最初は少し戸惑いがあったようです。でも実際に企画を考えたりミーティングで話し合ったりすることは楽しんで取り組んでくれました。

以前はミーティングをばらばらに行っていたが、月1回は全員揃う機会ができたことで一体感が向上。ミーティングは全員で掛け声を挙げて締めくくる

取り組みを行う際に気を付けたことはありますか。

 ミーティングがいい雰囲気で進行し、みんなが楽しんで参加してくれるように気を付けました。企画案のレベルはスタッフにより差がありますが、否定はせずに「そういう考えもアリだよね」と言ったり「それはいいね」などほめるようにしています。

キャンペーンを実施して変化は感じましたか?

 スタッフに提案してもらい各自責任をもって企画を実施したところ、契約率や販促率、施術結果がレベルアップしました。この夏は痩身で体重を10kg落とされたお客さまが何人もいらしたんですよ。スタッフが責任をもって働いたことが実績につながって、結果的にリピート率も向上しました。
 このキャンペーンの後も毎月3案出す取り組みを続けているのですが、続けるごとにみんなの姿勢が変わっています。うちはノルマがなく売上に対する意識が希薄でしたが「自分たちにできることはないか」と考える意識が芽生えたようです。また、以前はミーティングでも基本的にはこちらの話を聞く一方でしたが、発言も増えていろんな提案をしてくれます

みんなでキャンペーンに取り組んだ経験をきっかけに、自発的に提案する意欲もアップしてスタッフ発案によるメニューも誕生。ブライダルコースの新コースを含め練習に励んでいる

物販キャンペーンの売上状況はバックルームに貼り出して「見える化」。スタッフと情報を共有し、現在の進捗状況をみんなが把握できる体制に

キャンペーン情報をPRするPOPもスタッフが自発的に制作してくれたそう。お客さまの目に留まるように店内に貼り出している

その2「聴くスキル」を高めたことで、定期コース契約率がUP!

どんな取り組みを始めたのでしょう?

 講座「『聴く』技術」で学んだ「きき方」を磨くロールプレイングを、スタッフに2名1組になってもらって実践しました。
 初来店のお客さまには定期コースの説明もするのですが、契約まではなかなか至りません。それは「きく力」が弱いからでは?と思い、私が受講してスタッフたちに学びを共有することにしたんです。

その取り組みを始めて、変化はありましたか?

 スタッフたちは「お客さまとスムーズに話ができるようになった」と、コミュニケーション力のアップを実感しているようです。また、「きく技術」を活用することでお客さまの悩みや希望を聞き出すことができ、その人に合ったコースを提案できるようになりました。
 本来は施術を担当したスタッフが定期コースの説明をするほうが、お客さまからの信頼もあり説得力は増すものです。しかし技術力は高いもののトークが苦手な技術者もいるため、これまでは説明だけ社長が担当することもありました。でも施術もコース説明も同じスタッフが担当してお客さまからの信頼をいただくことができるようになり、契約率も順調にアップしています。

NextChallenge!

 当サロンは正社員、時短勤務のママスタッフ、業務委託など雇用形態がさまざま。勤務時間帯の関係でなかなか全員が揃う機会も作れず、どのようにチーム力を高めるかを課題に感じていました。
 また、現在は9割がご紹介とリピーターのお客さまであり、「本物志向」で求めるものが高い方たちがご来店されます。そのためスタッフも確かな技術・接客を備えておくべきだと考え、定期的な勉強会や自主的な練習、レポート提出、ホテルをはじめ技術や接客、ホスピタリティに優れたお店に出向く…といった勉強を重ねてきました。
 そこで、ホットペッパービューティーでもいくつかの講座を受講したところ、どれもたいへん勉強になっています。現在も講座で学んだことを実践していますが、今後も継続することが大事ですよね。そうしてスタッフのレベルを上げ、チーム力ももっと高めていきたいです。

マネージャー・宮川真吾さん

編集・取材・文
大西智与
撮影
森若匡

※掲載されている情報は2017年10月18日現在のものです

Salon Data

サロン エリメス 銀座【Salon ERIMES】

アクセス
東京メトロ有楽町線新富町駅から徒歩3分
創業年
2008年
店舗数
1店舗
設備
個室2室
スタッフ数
6名
URL
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000304391/

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