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女性が活躍するサロン100

女性スタッフが辞めない
サロンの秘訣

結婚・出産を経ても女性スタッフが長く活躍している、さまざまなサロンの取り組みや職場づくりを、100サロン紹介していきます。

vol.18「子育てサポート企業」ならではの充実の制度と、
店舗単位の独自の取り組みでママをバックアップ。

エステティックサロン ソシエ そごう大宮店

埼玉県さいたま市

創業55周年を迎えたソシエ・ワールドを母体とする「エステティックサロン ソシエ」。女性のみならず、男性も育児がしやすい会社を目指し、厚生労働大臣が「子育てサポート企業」を認定する「くるみん認定」を2013年に受け、本部では男性で育休を取得した社員もいます。「ソシエ そごう大宮店」は店舗全体でママスタッフをサポートしあう風土が特に根付いているそう。その具体的な内容について、店長の馬場さんにうかがいました。

1取り組み

ママスタッフの事情に合わせた「育短」制度や再雇用制度。

どんな取り組み?

 ソシエグループ全社の制度として、個人の事情に合わせた育児休暇制度のほかに、ママスタッフである正社員が、フルタイム社員よりも短い労働時間で勤務できる「育短」制度を設けている。また、家庭の事情で一度退職した社員が、子育てなどが落ち着いた頃に正社員として復帰できる再雇用制度も完備している。その他にも、会社が提携するベビーシッターや病児保育所の紹介など、「くるみん認定」企業らしい充実の制度がさまざま用意されている。

メリットは?

 エステティシャンはほぼ女性のため、技術を持った女性たちに長く勤めてもらいたいと会社が考えている。「育短」を利用する間はフルタイムよりも給与は減るが、ママスタッフが保育園のお迎えを無理なくこなせるよう、個人の都合で9:00〜15:00や9:00〜16:00の勤務とすることで、正社員のまま仕事を続けることができる。

「ソシエ そごう大宮店」でフロントを務める熊木さんは2児のママで、現在育短勤務中

「ソシエ そごう大宮店」でフロントを務める熊木さんは2児のママで、現在育短勤務中

2取り組み

月単位の労働時間でフルタイムと同等になる、
店舗独自の早番制度を導入。

どんな取り組み?

 「ソシエ そごう大宮店」では、子どもの保育園のお迎えのために、営業の終業時間よりも早く帰らなければならないママスタッフでも、正社員としてフルタイムのスタッフと同等の給与を得られる制度を設けている。1日の勤務時間が短くなる代わりにフルタイムのスタッフよりも公休を少なくして、1カ月単位の総労働時間を同等にするという仕組みだ。

取り組みの背景やメリットは?

 全国に多店舗展開するソシエは、店舗によって営業時間やお客さまが多い時間帯、スタッフの事情が異なるため、全社共通の制度のほかに店舗で独自の勤務制度を設けている。そのおかげでママになっても事情が許せば存分に働きたいという社員が力を発揮できている。また、子育て以外の事情を持つスタッフでも、早番・遅番として1日の労働時間を調整しながら、月単位ではフルタイム勤務として働くことができ、すべてのスタッフの個別事情を組みやすい環境となっている。

エステティシャンの中村さん(右)は、現在9:00-17:30(営業時間は20:00まで)の勤務で、フルタイムの正社員と同じ待遇で勤務している

エステティシャンの中村さん(右)は、現在9:00-17:30(営業時間は20:00まで)の勤務で、フルタイムの正社員と同じ待遇で勤務している

3取り組み

スタッフ同士が助け合い、産休中のスタッフもフォローする。

どんな取り組み?

 制度として明文化していなくても、勤務中のスタッフが産休中のスタッフを気づかって、様子をうかがう連絡を入れたり、技術が衰えないようにプライベートの時間にお互いの家を行き来して練習することが日常的に行われているという。また、ママスタッフが施術中に子どもの体調不良の連絡が保育園から来ることも珍しくない。その際に施術が終わり次第すぐに保育園に連絡を入れさせるなど、職場がママスタッフをバックアップしていることを伝えることで、保育園側にも安心してもらえる。

背景とメリットは?

 「ソシエ そごう大宮店」は従来からママスタッフが多く、子どもがまだいない若手スタッフにとって「自分に子どもができても、無理なく働けるんだ」と背中を見せられるロールモデルになっている。自分の将来が見えると若手スタッフたちが進んで協力するようになるそうだ。一方、ママスタッフたちも、子どもがいることを言い訳にせずにお客さまと接したり、他のスタッフの教育やフォローをしたりする「お互いさま」の好循環を生んでいる。

「みんなが『お互いさま』の気持ちで助け合ってくれるのでマネージメントしやすい」と店長の馬場さん

「みんなが『お互いさま』の気持ちで助け合ってくれるのでマネージメントしやすい」と店長の馬場さん

店長インタビュー

「ソシエ そごう大宮店」店長の馬場裕子さん

Q. 店舗独自の勤務制度を導入している背景は?

A. 本部がサポートして、全社的にも「戻ってきたい職場」にする風土があります。

 エステティシャンとして指名のお客さまを持つスタッフは技術力を持った人々。ママスタッフが産休や育休を経ても「戻ってきたい職場」にすることが店長の務めです。その姿を見れば若手も「あの先輩のようになりたい」と思ってくれます。会社の規定はもちろんありますが、現場ごとの事情で店舗ごとの個別の仕組み作りを店長に任せてくれる、本部のサポートがあってこそできることです。

Q. 個別の仕組みづくりはどのように進めていますか?

A. とにかくスタッフとコミュニケーションをとること。

 店長が率先して決めてトップダウンで進めた方がいい場合もありますが、店舗によってスタッフのタイプや事情も異なります。「ソシエ そごう大宮店」は自分から動けるスタッフやママスタッフが多いので、現場に任せることも多々あります。いずれにしてもスタッフひとりひとりとコミュニケーションを密にすることが大切ですね。「どういう形が働きやすいか」「どこまでお互いに譲歩できるか」を何度も話し合って、それがかなえられる全社の制度がなければ個別に本部とかけあい、みんながハッピーになる方法を探しています。

Salon Data

エステティックサロン ソシエ そごう大宮店

アクセス
JR大宮駅から徒歩2分
創業年
1960年(ソシエ・ワールド)
店舗数
53店舗(エステティックサロン ソシエ)
設備
13席
スタッフ数
25名 ※そごう大宮店
URL
http://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000134341/
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