コロナ禍でも強いサロンとは?
2022年1月12日、東京ビッグサイトにて開催した「国際 エステ・美容医療 EXPO」。その中で行われた株式会社スリムビューティハウス・取締役の金田 有加さんのセミナーの一部をご紹介!
テーマは「10年後を見据え 勝ち残るエステとは~多様化するエステニーズとアフターコロナ戦略~」。セミナーを受けた受講者からは「コロナ禍で受けた打撃がある中、逆境を乗り越える姿勢に感動しました」「エステ業界で働くうえで、同じ信念を持ってお客さまとの信頼をつくれたらと思います」など、絶賛の声が多く寄せられた。
「オンライン教育」の思わぬメリット
スリムビューティハウスは、スタッフ教育に力を入れていることでも知られる。その学びを止めないため、コロナ禍ではオンライン教育に舵を切った。日頃、自分の姿を客観的にみる機会は少ないものだが、オンラインの録画を見返すことで、「話し方に説得力があるか」「マスクでもきちんと笑顔がつくれているか」といった気づきがあり、サロンワークにも活かせたという。また会社のメリットとしては、移動時間が少ないため効率的、かつコストを抑えることができた。
そのような環境で、逆に「リアルで会えることのありがたさ」を感じたスタッフも多かったという。遠方のスタッフがオンライン上で繋がりを持つことができ、リアルでイベントを再開できる日を心待ちにしているのだそう。
▼スリムビューティハウスアカデミー
https://sbha.jp/
オフライン×オンラインで、物販売上は月あたり約1億円!
スリムビューティハウスは、現在63店舗(2022年1月時点)。「サロンでは、お客さま一人ひとりに合わせて提案&カウンセリング」+「自社ECサイトで物販を定期購入してもらう」という流れができているのも、同社の特長。この「オフライン×オンライン」の組合せで、ECサイトでの売上は、月あたり約1億円にも及ぶ。コロナ禍でも安定した売上を担保できた。
ネット販売のみの場合、とかく価格競争になりやすい。しかしサロンがあることが強みになる。エステティシャンは自分で実際に試したものをオススメするので、「この商品がどのようにいいのか」を丁寧に伝えることができ、お客さまに納得してもらい、購入につながりやすい。「サロンでの施術&ホームケアの継続」は効果にもつながりやすく、結果、満足度アップにも直結するのだろう。
セミナーの終盤、金田さんはこう締めくくった。『スリムビューティハウスのコーポレートマークは、劣化したり崩れたりしないプラチナのような存在が、柔らかくしなやかに変化している様子を表現しています。これは、「健康美の追求」という確固たる信念を持ち続けながらも、環境や状況に合わせて、柔軟に変化を続けるという、まさにスリムビューティハウスという企業の歴史や性質を表しているマークです。コロナ禍においては特に、環境に柔軟に変化できることが、勝ち残るサロンなのだと思います。』
▼スリムビューティハウス
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