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独立の前にチェック!創業融資のポイント

「いつか自分のサロンを持つのが夢」でも、いざ独立するときに、どこからどうやってお金を借りればいいか…「よく知らない」という方も多いのではないでしょうか。今日はサロンの財務のプロ・ZAIKKO先生に「創業融資のポイント」を聞いてみましょう。

コータくん

今日の悩めるスタッフ・コータくん

コータ店長の3年前の姿。
そろそろ独立して自分のサロンを持ちたいけど、融資を受けるために何をすればいいのかよくわからない。

そろそろ独立!でも、どうやってお金を借りたらいいの?

そろそろ夢だった独立に挑戦したいけど…美容サロンを開業する時って、どこからどうやってお金を借りればいいんだろう?

ZAIKKO先生

まずは「どこから」借りるのか、よね。民間銀行でも創業融資を扱っているけれど、まずは国が運営する日本政策金融公庫をオススメするわ。

日本政策金融公庫では、ヘアサロン・アイサロンなど保健所登録が必要な業種には「生活衛生貸付制度」があるわ
ネイル・エステ・リラクゼーションなど保健所登録が不要な業種には「新企業育成貸付制度」という制度があるの

業種によって利用できる制度が違うんですね。

美容組合に加入することで低金利で借りられる制度もあるのよ。

低金利!?それは魅力的…。

美容組合に加入することで低金利で借りられる制度の上限は、おおむね1,000万円。平均だと700~800万円程度というところね
ヘアサロン以外では内装・設備費用の関係で初期費用はグッと下がるわ。融資や自己資金を足して500万円程度がひとつのモデルよ

 

 

そんなに貸してもらえるのだったら、すぐにでも出店できそうです!

ちょっと待って!いざ融資審査を受けた時「融資額が大きすぎる」という理由で満額融資を断られるケースも少なくないのよ。

希望額が下りない理由として多いのが、こちらの3つ。

  1. 設備投資が大きすぎる
  2. 含めるべき運転資金が含まれていない
  3. 売上などの数値が具体的根拠に欠けている

うーん…よくわかりません。詳しく教えてください!

大切なポイントは、融資希望額が1,000万円・自己資金が300万円だとしたら、合計1,300万円にすべての予算が収まるように計画を立てるってこと。今日はそのあたりもくわしく解説するわね。

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融資を受けるためのポイントは??

ポイント1:設備投資を見直す方法

まずは設備投資から。コータくん、どんな内装を考えているの?

お客さまには非日常を味わってほしいので、思いっきりゴージャスにしたいですね!シャンプー台はフルフラットで、最新機器もそろえたいです。

サロンを開業するときって「あれも、これも」と夢が膨らむわよね。でも内装にお金をかけすぎてしまうと、運転資金や広告費に回せる金額が減ってしまうのよ。「自分が作りたいもの」ではなく、「お客さまにとって必要なもの」を判断基準として優先順位を決めていきましょう。

かかるコストは、だいたいこのくらいかしら。この中で「お客さまにとって必要なもの」を決めた後、残る金額の中で「自分が作りたいもの・やりたいこと」を実現するのがベストね

…ちょっと計算してみたんですけど、全然予算内に収まりそうもありません。

諦めないで、コータくん!予算を抑える方法はいくつかあるわ。だとえば、こんな方法はどうかしら?

  • 店舗の坪数を減らして内装工事費用を削減
  • 機材などに求める機能の見直し
  • 中古機材の導入を検討

ふむふむ。まだまだできることはたくさんありそうですね!

ポイント2:運転資金を見直す方法

コータくん、内装や不動産コスト以外に、事業計画には何を含めればいいと思う?

うーん…人件費とか?でも最初はボクひとりでやっていくつもりだからなぁ。

運転資金として確保すべきなのは、この3つよ。

  1. 自分の人件費(3ヵ月分)
  2. 広告費(1年分)
  3. その他雑費(50万~100万円程度)

そっか。自分も生活しなくちゃいけないから、人件費は必要になってきますよね。でも最初はSNSを活用しようと思っているので、広告費はかかりませんよ。

「最初はSNS告知くらいにしておいて、集客が厳しくなったら広告に載せる」と考える人もいるけれど、「集客が厳しくなった時」は「すでに運転資金が厳しくなっている時」なことがほとんどよ。だから、最初から広告費も計画に入れておかないとね。



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満額融資を受けるための3つ目のポイントは?

今までぼんやりと考えていた開業について、「融資を受けるためのポイント」がハッキリしました。まだまだ計画を見直せていない部分もあるので、ZAIKKO先生の無料動画を見てみます!

エクセレント!すてきなサロンが作れるよう願っているわ。

もっと詳しく知りたい方は…

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