「訪問美容」を始めたオーナーが、
イチからがんばる奮闘記
VOL.11
初めての施術。予想以上に
大変なことばかり…
今日は訪問美容の契約が取れて初めての施術で施設にお邪魔した。車いすの方、寝たきりの方、急に動く方……いろいろなケースは想定していたものの、想像と実際にやるのでは全然違っていた。わかってはいたはずの、サロンの可動式のイスとは違う体勢での施術も、何人も施術しているとけっこう腰にくる。鍛錬しなくては!
今週のポイント!
サロンの施術とは異なる点を、イメージしておこう。
施設の利用者の方々は状態がさまざま。ひとりで歩ける方もいれば、車いすのまま施術したり、寝たきりの方はベッドで施術することになります。施設の普通のイスで施術するため、スタイリストが体勢を変えて高さを合わせなければなりません。また、施設での施術では利用者さまだけでなく施設のスタッフの方との連携が大切なポイントに。利用者さまの介助など、美容師ではできないことを明確にして、必要に応じてお手伝いいただく必要があります。こうしたことを予め情報収集してイメージしたり、練習しておくとよいでしょう。それでも想定外のことが起こるのが訪問美容。経験を重ねながら、臨機応変な対応が求められていきます。
詳しく知りたい方はコチラ
この連載のモデル
宮本崇史さん(上)・高山亮さん(中)・江波戸隆夫さん(下)
この連載は、3名が歩んできた訪問美容への道のりを取材した内容に基づき、脚色を交えて構成しています。
- 訪問美容サービス名
- 美和【びわ】
- 訪問美容開始
- 2012年
- 訪問施設数
- 約50〜60施設(1回の訪問で5〜18名)
- スタッフ数
- 訪問美容専任2名、サロン4名
- サロン名
- Allin【アリン】