「訪問美容」を始めたオーナーが、
イチからがんばる奮闘記
VOL.17
個人宅まで広げるか、それが問題。
訪問している施設の数が50件を超えてきた。最近は『美和』のHPを見た方や、ケアマネさんのご紹介で個人の方からもお問い合わせをいただいている。訪問先はまだ増やせる余力はあるものの、施設より効率としては落ちる個人宅まで広げるか思案中。もともと訪問美容をやりたかったたかやま自身も悩んでいる。どうしたらいいだろう…。
今週のポイント!
在宅介護が増えるなか、個人宅のニーズも増える予想。
近年は自宅での看取りを希望する高齢者の方が増えるなど、在宅介護の増加とともに、個人宅への訪問美容のニーズも高まることが予想されます。また、サロンに来ていたお客さまが介護状態になった場合、自宅に呼ばれる可能性も出てくるかもしれません。一度に複数の施術ができる施設に比べ、個人宅での施術は効率が落ちるものの、単価を高く設定できるメリットもあります。施設と個人宅の組み合わせ方、スタッフの人数によっても効率は変わってくるので、サロンとしての対応法を検討しておきましょう。たとえば午前中に施設、午後に個人宅数件回れるように組み合わせたり、車で30分以内のエリアに在宅を積極的に増やすなどができるとよいでしょう。
詳しく知りたい方はコチラ
この連載のモデル
宮本崇史さん(上)・高山亮さん(中)・江波戸隆夫さん(下)
この連載は、3名が歩んできた訪問美容への道のりを取材した内容に基づき、脚色を交えて構成しています。
- 訪問美容サービス名
- 美和【びわ】
- 訪問美容開始
- 2012年
- 訪問施設数
- 約50〜60施設(1回の訪問で5〜18名)
- スタッフ数
- 訪問美容専任2名、サロン4名
- サロン名
- Allin【アリン】